2013年9月21日(土曜日)
JR伊予西条駅に10時19分到着。
今年の1月に、自転車旅行中に膝が猛烈に痛くなり断念して帰った駅。
「また、やって来ました~。」
ホームに降りるとこのモニュメントがります。
今年の1月に岡山行きの列車を待っている時に、
「ありゃ、なんじゃ?」
と、反対側ホームに見えるこのモニュメントが気になっていたのよ。
まずは、おててを洗って 「気持ち、良い!!」
あら? 横に柄杓がついてて、水が飲めるようになっています。
家から5時間ほど列車に乗って、ちょうど、のどが乾いていたのよね~。
「いっただきま~す。」
「飲水」と書いて赤い矢印で示すパイプから出る水をいただきます。
「ん~。 まろやかな味。」 造り酒屋で飲ませてくれる水みたい。
西條は、水の都なのです。
JR西条駅前。 さっそく自転車を組み立てます。
西条駅のトイレは、ホームの中は男女共同の小さなトイレなのに、外側のトイレは男女別の立派なトイレ。
温水洗浄便座までついています。
田舎の駅は、公共性が高いのでそうなっているのかな?
本日の走行コースです。
松山までの最短ルートは、国道11号線で内陸の道を進むコース。
(50kmほどで、松山に着いちゃいます。)
でも、今治にも行きたいし、海沿いの道を走りたいのでこのルートにします。
国道196号線を今治方面に走ります。
天気は、晴。 すごい晴です。
9月も下旬なのに、暑い。 厳しい暑さです。
お遍路さん。
ボクに、笑顔で手を上げて挨拶してくれました。
(ここは四国霊場。何人ものお遍路さんに会いました。
みなさん厳しい暑さの中モクモクと歩いています。
心に傷を抱えてお遍路さんを続けている人も多いはず。
この後、会えば挨拶をしますが、カメラは向けませんでした。)
暑い!! とっても暑いので、いつものようにタオルを姉さん被りにして、前を洗濯ばさみで留めます。
で、どんなかと言うと・・・。
ほ~ら、こんな感じ。 この実にあやすい姿で、走っております。
ここは、「今治湯ノ浦温泉」という道の駅。
たまたま、誰もいなかったので、トイレの大きな鏡に映った自分を撮ったの。
「不愛想な顔をせずに、もっとニコッと笑え!!」
と思いますが、トイレで一人でカメラを構えてニコッと笑っているおっさんって、決定的に怪しくないですか?
信号待ちをしていると、自転車で旅行中の人に会いました。
少しお太り気味の60歳代の方です。
えらい重装備なので聞いてみると、高知から時計回りで走っているとのこと。
これから、高松方面に向かうとか。 「頑張ってね。」と、言ってくれました。
(ボクの場合、「楽しんで走ってね。」と、言われる方が嬉しいかな~。)
昼の12時半に、今治城到着で~す。
天守閣はこんな感じ。
銅像は、この今治城を造った藤堂高虎さん。
城づくりの名人です。
お堀の水は、海からの海水を引いています。
潮の満ち引きと同じく、お堀の水も引いたり満ちたり。
お堀の中には、この通り大きいチヌ(クロダイ)が目の前をスイスイ泳いでおります。
「く~。 美味しそう!!」
平山郁夫画伯のスケッチ。
それが、ここ。 さすがに、良いポイントをご存じ。
お昼の1時。
ここは今治ですが、久留米ラーメンの光屋でお昼ご飯。
すでに、お客さんが室内2人、外で4人が待っています。
食べログ高得点。 地元で人気のラーメン屋さんです。
久留米ラーメンの大。680円です。
店のご主人が、九州久留米でラーメンの修行して帰って今治で店を開いたとか。
ん~。この味。 ・・・。 ボクには、博多ラーメンとの区別がつきません。
でも、博多ラーメン大好きなボクは、大満足です。
替え玉100円とお安いため、お願いしました。
辛しタカ菜も付けてくれます。
うっぷ。 でも、さすがに、ラーメン(大)に替え玉は食べ過ぎましたか?
はい。 く・る・ち・い。
松山に向かう途中で、「四国のみち」の石碑が、あったのでぱちり。
今治市街地から、約15km。
今治市菊間という場所では、瓦屋さんが軒を連ねます。
その名も、菊間瓦。
何でも、700年の歴史を持つ愛媛県の伝統特産品。 光沢を持つのが特色です。
お店の横の実家の塀に飾られたワシの瓦。
凝ってますな~。 気合が入った作品です。
こちらは菊間瓦を使った瓦の庭。
良いんじゃないでしょうか?
海沿いの、すんばらしい道を走ります。
これも、すてきな道。
16時過ぎに松山市街地に到着!!
「ホテルに荷物を預けて、松山市内観光。」
とも思いましたが、面倒くさがりのボクのこと・・・。
一旦、チェックインすれば、「ホテルから出るの面倒くさい。」と言うに決まっています。
重いリュックを背負ったまま、松山城を目指します。
松山城に到着です。
普通は、ロープウェーを使う。
でも、ボクは下の石垣から見たいので歩いて登ります。
でも、これが結構きつい。
約6kgのリュックを担いでのこの階段は、汗が吹き出します。
持ってきたお茶を、がぶ飲みしながら天守閣を目指します。
天守閣到着です。 が~。
16時30分で閉館。
ボクが着いたのは16時37分。
入れてくれません。 お城の中で見物している人は、手を振っています。
気を取り直して少し奥に行きます。
この感じ。 どっかで見覚えがありませんか?
NHKの「坂の上の雲」のロケ地です。
柵は取り払って撮影しています。
キャー!!ここや~!! ミーハーのボクは感激です。
松山城から見る松山市内。
自転車を下に置いているので、同じ道を歩いて降ります。
トボトボと・・・。
松山城は、過去2回友達と一緒に来ているし・・・。
く~。 ラーメンに15分も待たなければ・・・。 いや、替え玉したのがまずかったな~・・・。
と、ブツブツ言いながら・・・。
今日のお宿は、じゃらんの人気ホテル、 ホテルNO.1松山。
朝・夜の2食つきで7700円也。大浴場付きなのでゆっくりお風呂に入れます。
ホテルの中にある「文殊亭」でお食事です。食べログでも高得点のお店です。
夕食は生ビール付き。
席に着くと、まず、生ビールと刺身を出してくれます。
ま~、お刺身は新鮮でおいしいこと。
く~!! 風呂上がりに冷えた生ビールは、しゃいこ~!!
メインのお寿司。
くわ~!! なに、この身の厚さ。 いつも食べる回るお寿司とは違います。
てんぷらも付きます。 サクサク・新鮮。 おいしい。
さっすがわ松山。 料理が美味しい。 ボク、大満足です。
本日の走行距離は82kmでした。
9月22日(日曜日)
松山に来たからには、道後温泉には絶対行きたい!!
でも、昨晩は体が疲れているうえに、生ビールで酔ったので面倒くさくなっちゃった。
「そうだ、朝ぶろに行こう!!」と決め朝5時起床。
朝、6時開店の道後温泉を目指します。
朝の5時半に、自転車でホテルを出発。
道後に着いたのは5時45分。
いつも賑わっている商店街も真っ暗です。
薄暗い商店街を抜けて、道後温泉に到着。
道後温泉の裏側に駐輪所があるので、そこに自転車を置いてきました。
まだ、5時50分なのにこんだけの人が待っています。
係りの女の人が整理しています。
係りの女性がとっても素敵。
「写真とってもいいですか?」と聞くと、それまでキリットした顔でテキパキ仕事を女性が急に照れてしまいました。
かわゆい~!!
切符販売は5時55分から。 でも、まだ中に入れません。
ほんで、もって、6時なると建物の上で、太鼓がドーンと鳴ります。
オープンです。
道後温泉の中。 左が男風呂。 右が女風呂です。
撮影は、ここまで。
女風呂はもちろん、男風呂も撮影禁止です。
(女風呂を撮影していたら、ボク、まだ、松山から帰れていないと思います。)
道後温泉で寝起きすっきり、お腹はぺっこぺっこ。
ホテルの朝食です。 もちろん、バイキング。
こりゃあ、もう、ガッツリ食べるしかありません。
「いっただっき ま~す。」
小さいながらも、刺身もあります。
(2回目のピッキングでも同じ量をいただきました。)
どれも、美味しい!! ごはん、3杯です。
横の人が、卵ご飯を美味しそうに食べてたので、生卵を取に行って、2杯目以降は卵ご飯でガッツリと・・・・。
さすがは愛媛ミカンの本場。 みかんジュースが、美味しい。
(しかも安い。 コンビニでも、1.5リットルで179円。 買いましたがな。)
本日の予定コース。
海沿いの道を走って、宇和島を目指します。
宇和島には、現存天守閣のひとつ宇和島城があります。
昨日の松山城のように、「ぎりぎりタイムアウト」じゃ、悔しいじゃありませんか?
ガイドブックによると、夕方4時閉館。
何としてもそれまでに宇和島城に、駆け込まなくてはなりませぬ。
宇和島は、周りを険しい山で囲まれた難所。
本日は、厳しいサイクリングになりそうです。
松山市から伊予市を抜けて国道376号線を走ります。
道はほぼ平たん、海がきれい!!最高の道です。
歩道もあるので、安全の為歩道を走行します。
海の青さが、ま・ぶ・すぅ・い!!
海沿いの道を走り始めて約6km。下灘駅に到着。無人駅です。
男はつらいよ19作「寅次郎と殿様」のロケ地でもあります。
確か、ふーてんの寅さんがこの海の見えるホームで昼寝をして、目覚めてふたこと、みことセリフを言ってから音楽が始まったかと・・・。
じゃ~ん、ちゃら・ちゃら・ちゃ。
ちゃらら~、ちゃら・ちゃらちゃ~。
寅さんのテーマ曲のつもりです。
右を見ても、
左を見ても、
海ばかりじゃござんせんか?
海が一望できます。 駅が、絶好の展望台です。
ここは、無人駅ですが現役の駅。
若い女性がホームに列車待ちの為にホームに向かって歩いいます。
「せっかくならば、列車の写真もとろうか?」とも思いましたが、到着まで15分もあります。
中途半端に田舎者のボクが言うのもなんですが、田舎では、ものすごく早くから列車待ちするのです。
伊予長浜駅前でパチリ。決してJRに乗ってきたわけではありません。
駅舎の好きなボクは、道から駅が見えればすぐに写真を撮ってしまうのです。
海沿いの道も伊予長浜まで。
ここから、川沿いを大洲に向かって上っていきます。
道はゆっくり高度を上げていく感じ。
とっても走りやすい道です。
海沿いの道も良いけれど、川沿いの道も最高!!
12時前に大洲城に到着。
お城をうろうろ見ているときに12時の音楽が・・・。
ポンポラポン、ピンピラポン、ポン・ポラポラポラ・ピンピラポン ・・・・。
木琴調で可愛い音楽が流れます。
あ~っ、これ、NHKの「おはなはん」のテーマ曲。
子供のころ、毎日聞いて耳に染み込んでいます。
懐かし~。
おはなはん通り。
「おはなはん」は、昭和41年4月から1年間NHKテレビドラマで放送されました。
なぜか、学校でも昼の時間に見せてくれました。
(今思うに、先生が見たかったんじゃないかと・・・。)
だから、ボクは毎日見ていたのです。
おはなはんのパネルが展示されているのでちょっと見学。
階段に、大きな写真が飾っていたのでパチリ。
樫木文枝が、ういういしくて綺麗じゃありませんか?
大洲城を見たので、後は目指すは宇和島城。 残り37km。
宇和島に行くには、ハードな峠が待っているのです。
この道も、結構な上り坂。
天気が良いので暑くて汗が滴り落ちます。
道が狭くなると、ちょく、ちょく見かけるこの「歩行者・自転車に注意」の看板。
「こんな、山の上に歩行者って・・・。」と、普通なら思うような峠道。
でもここは四国霊場。 お遍路さんがバリバリ歩いておられます。
(何人かのお遍路さんとすれ違いました。)
一つ目の峠越え。 鳥坂トンネル。
長さ1117mあります。 歩道はありません。
長いトンネル越えなので、準備が必要です。
テールランプのスイッチ・オン。
サングラスを外して、前方用のライトを装着です。
無茶苦茶、怖いトンネルやんか。 車は多いし路肩は狭い。
路肩といっても、側溝のふたの上。
カタコト・カタコトいわせながら、ふたの上を走ります。
トンネルの入り口は、比較的明るかったのに、中央部は真っ暗。
ライトを取り付けずに、トンネルに入っていたら何も見えないところでした。
西予市 宇和先哲記念館。
宇和島城の閉館時間が迫る中、どうしても見たい人がいるのでやってきました。
その人は、シーボルトの娘のイネさん。(日本最初の女医さんです。)
司馬遼太郎の「花神(かしん)」で、とってもステキな女性として登場します。
花神の主人公 村田蔵六(後の大村益次郎。戊辰戦争の際、政府軍の総司令官)に恋をします。
村田蔵六は、絶対に女性にもてないタイプ。
まっ、一般的にはぶ男ですわな。(「おヌシに言われとうない。」と、怒られそうですが・・・。)
かつ、山口県鋳銭村にお琴という奥さんが・・・。
韓国恋愛ドラマのように、すれ違ったり、引っ付きそうになったり、離れたり・・・。 ん~。 大人の恋?
残念ながらイネの晩年の写真しか展示されていません。
きっと、きれいな人だったんだろうと思います。
それが証拠に、イネの娘の写真が、ほれ、この通り。
この女性が、イネの娘の高子。(高子もお医者さんです。)
イネが、ハーフなら、高子はクウォター。
どこかで見た気がする人もいるのでは・・・?
そう、メーテルです。
松本零司は、高子の写真を見てその美しさに感動。
銀河鉄道999のメーテルのモデルにしたそうよ。
一応、宇和島市に到着。
宇和島城まで、約7km。時間は3時。
普通なら、余裕のよっちゃんで4時の閉館時間までには着いちゃう。
上り坂を上り切ると、海が見えました。
「あの海沿いが、きっと宇和島市内。」
と希望的観測。
でも、そんなに甘くない。
この海沿いの町を抜けて、もうひと山越えた海沿いに宇和島市はあるのです。
時間は過ぎるし、お山は続くしで
「もう、お城を見るのは無理か?」と思いましたもの。
何とか、3時40分に宇和島市内に到着。
あれに、見えるは宇和島城ではあるまいか?
えらい高い山の上に、鎮座されておられます。
山のふもとから、天守閣に登るには、ゆっくりコースと、急坂コースの2種類。
時間がないボクは、約6kgのリュックを背負ったまま、急坂コース330メートルを駆け上がったのでした。(残り15分)
3時55分。 は~、 は~、 は~。 天守閣にとうちゃ~く!!
なんとか、4時5分前に、入れました!!
あれ? でも、閉館時間は、5時までになっています。
ガイドブックの時間より延長されていました。
はは~。はは~。 ・・・。 うれしいような、悔しいような・・・。
汗が引きません。
宇和島城の中は、こんな感じ。(1階です。)
階段が急なのは、現存の天守閣の為。
ボク、これで、現存12天守閣、すべてを見たことになりました~!!(姫路城を始め、現在日本に江戸時代から続く現存の天守閣は12城しかないのです。)
パチ・パチ・パチ。
天守閣の最上階(3階)から宇和島をみるとこんな感じ。
帰りはゆっくり、石垣なぞ見ながら帰ります。
ま~、立派な石垣だこと。
宇和島市内のアーケード街。
JR宇和島駅まで続くアーケード街です。
ま~どうしましょ?
お店の人と思われる人以外に人が、一人もいません。
今日のホテルは、宇和島第一ホテル。1泊2食付きで8350円。
お風呂が良かった。
新築のお風呂専用の建物を建てています。
ヒノキの香りがしていい感じ。
自転車と宇和島城山登りダッシュでへばった体には、お風呂で体がとろけます。
ホテルの夜ご飯。 わ~!!豪華!!
ご飯は、鯛めしです。
以前、愛媛で食べた鯛めしは、タイの身をほぐしてから、ご飯を炊き上げたもの。
宇和島の鯛めしは、タイの刺身をつけ汁で漬け込んだものをご飯にかけて出来上がり。
この鯛めしもおいしゅうございます。
本日の走行距離は108kmでした。
13年9月23日(月曜日)
ホテルの朝ごはん。(バイキングです)
手前の卵は、生卵。 昨日と同じく卵ご飯にして食べます。
ご飯が、バクバク進みます。
これが、じゃこてん。
四国に来て、「な~んか、食べ忘れているな~?」
と思っておりました。 そうだ、じゃこてんを食べてない。
良かった~。 これで、四国料理、大満足です。 うん、美味しい!!
本日の予定コース。
宇和島から南下。宿毛、四万十市(旧の中村市)を目指します。
本日のメインは、何といっても、きれいな海。(海中公園があるくらいなのよ。)
期待に胸膨らみます。
ホテルを8時半に出発。 ビルがいっぱいの宇和島市内を30分も漕げばこんな感じの田舎道になります。
すでに、前方には山が迫っています。
今日は、さっそく山道になりそうな予感。
朝からハードな道を漕がせてくれるやないの。
ひーひー言いながら着いたのが松尾トンネル。 1700mもあります。
サングラスを外して、テールランプを点けて前方ライトも装着しました。
でも、このトンネルには歩道があります。 中も比較的明るい。
昨日のトンネルに比べてとっても走りやすい道です。
トンネルを抜けて、気良く歩道を走っていると・・・。
道に、いがぐりが落ちています。
今の季節、ボクの家の近くにも栗林があるので、そう、珍しくはない。
でも、よ~く見ると、中に大きな栗が入っています。
ブレーキ、ブレーキ。 緊急ストップです。
全体の状態としては、こんな感じ。
栗林があって、道路にいがぐりが落ちています。
そして、そのいがぐりの中には、大きな栗が入っているわけです。
よく見ると、もう一つの、いがぐりにも大きな栗が入っています。
他の人が歩道を歩く際に邪魔になるといけないので、いがぐりを空にして、そっと横にどけることにしました。
・・・・。
いただきま~す。 栗、5つゲットです。
だって、他の人の歩く邪魔になるんだもの・・・。
おじいちゃんの漕ぐ自転車の後ろに乗っている男の子。
この子がとってもかわいい。
にこっと、笑って「こんにちわ~」と、手を振ってくれました。
ボクは思わず笑ってしまって、
「こんにちわ。」と返事。
そのまま、おじいちゃんにも笑いかけましたが、おじいちゃんは無表情に自転車を漕いでいます。
「うるさい。 ワシは自転車こぐのに必死なんじゃ。」って感じです。
歩行者専用の長~いトンネル。
宇和島市から南に国道56号線はアップ・ダウンがあり結構きついことは、きつい。
でも、歩道があるので、安心して走れます。
特に長いトンネルに、ほれこの通り、歩行者専用のトンネルがあったりする。
左が自動車用のトンネル(古い・汚く見える)、右が歩行者専用トンネル。(新しい。きれい)。
いつもは、ビビりながら走るトンネルを、快適にクリヤーです。
歩行者専用のトンネルを抜けると、すんばらしくきれいな海が広がります。
由良半島手前の津島というところ。 湾になっていて穏やかできれいな海にしばし見とれました。
少し走ってまた休憩。 海の色が素晴らしい。
沖縄の海にも負けません。
小魚の群れが泳いでいたのでズームにして撮りました。
水族館じゃないんだから、自然の海でこんなにたくさんの小魚が見られるなんて・・・。
由良半島を越えた海も素晴らしくきれい。
海の向こうに見えるのが由良半島です。
海が綺麗!!
またまた、海が綺麗!!
ちゃんとした休憩を取らずに、午前中ダラダラ走り続けてせいで体がきつい。
しかも暑いので後半完全にへばるパターン。
今、11時半で、昼には少し早いのだけれど、休憩を兼ねてお昼ご飯にすることに・・・。
お昼ご飯は、セルフのおうどん屋さんの大介うどん。 トッピング乗せて360円です。
おうどん250円。 天ぷら100円。ネギ10円也。
3玉なら、しろどんぶりが100円もお得。
うどんも美味しかったけれども、喉が渇いていたので、冷水器からお水がぶ飲み。
うどんよりも、お水で腹が膨れてしまった。
ゆっくり休憩できたので、元気復活!! 「走りま~す。」
宿毛に着くまでは、山道が続きます。
今回の旅行最終の難所。
時間の余裕はあるし、体力も残っている。
風景を楽しみながら、ゆっくり漕いでいきます。
宿毛(すくも)駅に到着です。
少し、国道56号線から離れていますが、記念にと走ってきました。
土佐くろしお鉄道の始発駅です。(JRと乗り入れていますが、第3セクターの鉄道です。)
右の高架鉄道は、土佐くろしお鉄道宿毛線。
宿毛駅から、中村駅を結ぶ線路です。
「なぜ費用のかかる高架鉄道にしているの? お安く地面の上に線路を走らせれば良いんじゃ?」
との疑問はありますが~、
このまま、四万十市(中村)まで並走して走ります。
四万十市までは、やや山道。 緩やかな上り坂が続きます。
もう、ここまで来れば着いたも同じ。
ふつう3日目のサイクリングは、体力的にきつくなるのに、今回は楽なサイクリング。
でも、手のひらがとっても痛い。 使っている手袋が、4年間使ってボロボロのネンキもの。 原因はこれ。
色はくすんで、手のひらのクッションはペシャンコ。
もう、十分使ったので捨てても良い。(けど、これがよう捨てないのよね~。)
とりあえず、次回の旅行までには、新しいサイクリング・グラブを買っとこっと。
四万十川を渡ります。
橋の真ん中から見るとこんな感じ。
今日のホテルは、ホテル クラウンヒルズ中村。
宿泊名簿の名前を書いていると、「自転車で四国旅行ですか?」
と、フロントの女性が話しかけてくれました。
ボク:「ええ。 本当は、お盆休みに走るつもりだったんですが、家内が絶対ダメと言ったもので・・・。」
女性:(大笑いして)「そりゃー。 日本一暑い所になってしまいましたからね~。」
とのこと。
他にも話をすれば、楽しく返してくれるので、すっかりファンになってしまいました。
「また、泊りに来よっと。」
本日の夜ご飯。
近くのスーパー マルナカで買ってきました。
メインは、焼き鳥串肉480円で、これをさかなにビールを飲みます。
串団子つぶあん(105円)を買ったのは、甘いものが欲しかったの。
ビールを飲みながら平気で食べちゃいます。
それと、拾ってきた栗。
後ろに見えるホテルの電熱器でゆでました。
出来上がりはこの通り。 ホックら美味しい栗の出来上がり。
「美味しい~。」
新鮮そのもの。 何せ、今日の昼前に盗った・・・。
あっ、いや、漢字を間違えた。 取った?採った? ・・・。
もとい。 昼前に、とった栗なので、美味しい~!!
本日の走行距離は91kmでした。
13年9月24日(火曜日)
今日は、会社をお休みしました。
家に帰るだけなんですれど・・・。
朝食は6時45分から。
開店と同時に入ったので一番乗りでした。
バイキングです。
今日は電車に乗って帰るだけなので、あまり食べすぎないようにセーブ。
8時半に中村駅に到着。
列車の出発までに1時間近くあるのでゆっくり自転車をパックします。
土佐の小京都 中村駅のホームの案内板。
木でできていい感じなのでパチリ。
9時24分発岡山行き 南風(なんぷう)12号に乗ります。
中村駅から、自宅の奈良県までは約7時間の列車の旅。
でも、列車の窓から見える景色は素晴らしい。
その景色をご覧あれ。
土佐の海。
大歩危小歩危。
瀬戸大橋から見た瀬戸内海。
昼間っから、ビールを飲みながら、おつまみ食べて窓の外を子供のように見入っていました。
いや~。 列車の旅も楽しいな~。
でも、今度は中村からの自転車の旅。
ん~。 行くだけで7時間もかかるとその日はほとんど走れない。
また、会社休むと、周りの目がさらに厳しくなりますし・・・。
・・・。
悩やんじょります。
0 件のコメント:
コメントを投稿