2013年11月3日(日曜日)
せっかくの3連休なのに、内2日も雨の天気予報。
ん~。 自転車旅行はあきらめて自転車のメンテしよおっと。
前から気になっていた、ブレーキ・ワイヤーの交換をすることに。
約10年前。古いマウンテンバイクのブレーキ部分を、工具でこねくり回していた際、間違ってワイヤーを引っ張る状態になり、
少し力を入れると、パツンと、切れてしまいました。
古いワイヤーは、思いのほか簡単に切れてしまうのです。
自転車旅行での峠越えはつきもの。
峠越えの後の長い下り坂は、どうしたってスピードも出ちゃいます。
そんな時に、ワイヤーがパツンと切れたら・・・。
おお~ こわ~!!
6~7年もほっとけば、ワイヤーがこんなになってきます。
「な~んか、ワイヤーがしおれてきてな~。」
って感じ。
そう感じたあなた、それは、ブレーキ・ワイヤーの交換時期です。
まず購入。 新しいワイヤーは、ピンピンして張りがある。
シマノ製マウンテンバイク用ブレーキワイヤーをネットで購入。1本210円。
とっても、お安いのです。
これが、アウター(ワイヤーを通す管)とセット販売になると、なぜか定価3000円くらいに跳ね上がります。
「コーティング・ワイヤー」等、グレードの高いワイヤーを使用していますが、ボクの場合普通でいいので、バラで買います。
作業かいし~。 後ろブレーキから始めました。
六角レンチで、ワイヤーを押さえているナットを、ゆるめます。
左回し(時計と反対向き)でゆるみます・・・、が・・・。
固い。めちゃくちゃ固く締めこんでいます。
これは、6~7年前に自転車屋さんで作業をお願いしたもの。
(当時、工賃が乗って支払い金額は1000円を超えたはず。)
力まかせに、グイッと曲げれば、ブレーキ部を痛めるかも。
この加減が難しいのよね~。
「もう、そろそろ、ゆるんで、ちょ~だい。」
と、ブレーキ部を守りながら、じわっと力を入れて左に回すと、ゆるんでくれました。
ワイヤーをブレーキから取り外し、ワイヤーの端をペンチで切ります。
古いワイヤーは、実に、気持ちよく、パツンと切れます。
(ワイヤーに張りと、粘りがなくなっている証拠です。)
後は、古いワイヤーをアウター(ワイヤーを通る管)から引っ張りだしていきます。
レバー部の調整。
普段のレバーはこんな風。
でも、これではブレーキ・ワイヤーが外れません。
で、アジャスター・ボルトの溝が一直線になるように合わせます。
アウターを引っ張り抜きます。(簡単に抜けます)
ワイヤを出します。
レバーを引くと、ほれこの通り。
これで、ワイヤーを、かんちくりんで、抜き取れます。
アウターを見れば、この通り、傷がついています。
さびも出ています。
これは、やっぱ、交換した方が良いでしょ。
アウターは、以前にアサヒ自転車の店舗で、1m(たぶん)200円位で買ったもの。
長さを合わせて、アウターをパチンと切ります。
パチンと切ると、中はどうしても潰れてしまいます。
そこで、千枚通しでアウターの入り口をグリグリ広げます。
ワイヤーが、スムーズに入るようになれば、それでオッケー。
アウター 2本 準備万端 「整いました。」
次に、ブレーキ・ワイヤーにちょっと細工。
上が、取りついていた古いワイヤー。
下が、新しいワイヤー。
締め付けていたところに、マジックで印をつけます。
マジックで印した所を締め付ければ、前と同じ長さになります。
アウター部に入る部分のワイヤーにグリスを塗り込みます。
このくらいの量なら、刷り込んでいくうちに、
「あ~ら不思議。」 無くなってしまいます。
ワイヤーの隙間に入り込んでいくのです。
これで、アウターと、ブレーキ・ワイヤーは仲良しこよし。
ブレーキ・ワイヤーは、アウターの中でスムーズに動いてくれます。
アウターで覆われない部分(ワイヤーが見えている部分)のグリスの塗布はダメ。
ほこりが引っ付いて黒く汚れますし、ベトベトして服に付くと汚れが取れません。
新しいワイヤーを取り付けます。
レバーを引いて、ワイヤーを溝に通します。
アジャスター・ボルトは、ピタッと締めこんでおきます。
新しいワイヤーは、すぐ、伸びるのです。
レバーも、はじめは遊びが無いくらいが「ちょうど良い。」
少し乗っていると、ワイヤーが伸びてきて、ええアンバイで落ち着きます。
もし、それ以上伸びると、アジャスター・ボルトで調整してね。
そこへ、アウターを挿入します。
前方部のアウターをセット。(一番上。きれいでしょ?)
アウター後方部をセット。
リンク・ワイヤー部に、ブレーキ・ワイヤーを通します。
溝が2つありますが、右側の溝に通します。
そうすると、ブレーキ・ワイヤーがまっすぐ入ります。
マジックでマークを付けた部分が、締め付け部に来るまでワイヤーを引いて調整します。
マジックマーク部の1cmほど上の、リンクワイヤーがへこんでいますが、これは、前回に自転車屋さんがワイヤー締め込みの際に一緒に締めこんだもの。
リンクワイヤは、ワイヤーに対して自由に動かなければならないはずですが、これでは動けません。
自転車屋さんの作業は、こんなもん!?
頼りになるのは、おのれの腕と腰のドス。
(木枯し紋次郎でした~。)
マジックのマークを付けたところで、締めこみます。
再度、調整をすることもあるので、本気の締め込みはしません。
右の溝にワイヤーを通していましたが、
左の溝に移し替えます。
この作業は、ワイヤー締め込みの前にやっても、グッドです。
ボクは、ワイヤーを張った状態の方が、一旦溝に入れると、外れないのでこの順番でしています。
それから、リンクワイヤーのもう一方を、ブレーキに取り付けて、ややこしい作業は終了。
タイヤを回して、ブレーキ・シューが当たらないか?
ブレーキ・レバーを引いてみて、遊びの程度を確認。
(遊びが少ない目でオッケー!!)
「ブレーキワイヤーの取り替え完了!!」
と、安心してはいけない。
ここで、忘れてならないのが、六角レンチの本気の増し締め。
これを忘れると、命に係わることになります。
ボクは、六角レンチが回らなくなるまで締めこみます。
新しいワイヤーは弾力があるので、締め込みの際分かりやすい。
ムギュー、 ・・・。 カチって言う感じでじわーと締めこんで、ピタッと止まる感じ。
あまり力を入れすぎたり、反動をつけて締めこむとブレーキ部を痛めてしまいます。
ワイヤーをカット。
写真では、すまして、片手で切ろうとしていますが、片手じゃ無理。
新しいワイヤーは、粘っこくて切りにくい。
両手で「こなくそ!」と、思いっきり握らないと切れません。
長さは4cmくらい。
長すぎると邪魔になる。
短すぎると、再度ブレーキ・ワイヤー外して締める時に作業しにくいのです。
インナーキャップ。 10個入りで(確か)200円ほど。
これを、つけないと、ワイヤーがほつれてきて、バラバラになります。
箒(ほうき)みたいになっちゃいます。
広がったワイヤーは、根本から1本ずつ折れていき、最後は丸坊主になっちゃうのです。
インナーキャップをカシメます。
ペンチを使いました。
インナーキャップは、柔らかいアルミ製。力を入れれば切れてしまいます。
かといって、緩すぎると抜けてしまいます。
犬の甘噛み状態。 優しく、しっかりとカシメます。(ウ~。 ワン)
はい。 出来上がり。
前のブレーキ・ワイヤーの作業写真も、一生懸命写真を撮りましたが、作業は全く同じ。
見ている人が退屈しそうなので、載せるのヤンピ。
でも、前ブレーキの完成写真を、載せとこ。(証拠写真だ~。)
1枚目の、しおれたブレーキ・ワイヤーと違って、ピンピンでしょう?
ブレーキワイヤー交換にかかった費用、前と後ろの両方で600円ほど。
これで、数年安心して乗ることができます。
お安くつきました。
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