2010年6月20日日曜日

(北海道)千歳から函館へ

010年4月29日
朝10時に新千歳空港到着。1年ぶりの北海道!!
やっぱり、北海道は広くて良いな~。
でも、天気は雨。
「まっ、何とか、なるっしょ。」

本日は26km離れた支笏湖休暇村まで走ります。
こんな距離、楽勝どぅえす。(と、思っていました。)
新千歳空港からJRを利用して千歳駅に到着。
まずは腹ごしらえに駅前のポスフール(イオン系列のでっかいスーパー)でお昼ごはん。
「もう、やんだかな?」とポスフールを出ると、期待に反して雨はもっと降っています。
再度、店に戻り様子を見ましたが、一向に雨は収まる気配は無し。
「え~い。雨の中でも、走っちゃる。」
と覚悟を決めて、合羽(かっぱ)を着こみ雨の中を出発しました。

千歳、支笏湖間のサイクリングロード。
「ここを走るのを楽しみにしてたのにな~。」
雨はますます強く、時折風も吹きます。せっかくのサイクリングロードもこの雨で楽しさ半滅です。

「わー。雪が残っている。」と喜んで写真をとりました。(道路の右側の白いのが雪です。)
このまま白銀の世界に入って行くとも知らずに・・・。


サイクリングロードが終わり、一般道を走行。休暇村まであと約10km。
進むに従い雪は深くなり、雨の勢いも弱まりません。
上り坂でスピードが出ません。車は、迷惑そうに横を走り抜けて行きます。「これでも、精一杯漕いでいるのよ。わかってね。」

支笏湖は、火山が爆発して窪みに水がたまってできたカルデラ湖。という事は山の上の方にある。つまり、千歳から支笏湖までは、上り続けないと行けない。という事です。
途中、雨を避けて休憩できる場所は無し。
自転車旅行の楽しみの一つは休憩の時のおやつ。
なのに、なのに、本降りの雨の中では、リュックの中が濡れるのでおやつを出せません。
休憩無し、おやつ無しで、上り坂を走り続けたのです。

支笏湖休暇村前の森
宿泊地の休暇村支笏湖には昼の3時半頃にボロボロになって到着。
防水のはずの手袋も、防水のはずの靴も中はグチュグチュ。合羽の中も汗と、入り込んだ雨で濡れています。宿に着くと急に体が冷えてきました。
ロビーで受け付けの人が、バスタオルを貸してくれました。
「どうも、ありがとう」。
受付の合間にロビーで、年配の女性から「タオル使いますか?」と声をかけられました。「どうも、ありがとう。でも、バスタオル貸してもらったので・・・。」
ボクって、よっぽど、よっぽど、ひどい姿みたいです。

休暇村支笏湖の部屋
どうこの広さ。
部屋に入って濡れた服と靴を大急ぎで脱ぎ、濡れたリュックから荷物も放り出したりしたので、部屋の中は、とっ散らかっています。
(見苦しくてすみません)



聞くと、昨日、雪が10cm積もったそうです。「今日でなくて良かった。」
でも、今日の雨中のサイクリングは、今まで走った中で最強の26kmでした。本降りの雨の中では、これ以上は無理!!

夕食は6時から。生ビールを頼んだ上に、ご飯(お米)をバクバク食べて、おひつのお代わりをもいました。何を食べても、美味しくて、美味しくて。
これだけ食べたのに、食後、温泉に入る際に体重計に乗ると普段の体重より少ないくらい。
体重が気になっているあなた。自転車に乗りましょう!
合羽を着こむと更に効果は増します。

2010年4月30日
朝からずっと雨です。
支笏湖
朝、散歩をしました。支笏湖から吹きあがってくる風で森が「ゴー」と不気味な唸り声のような音を立てています。
「怖いよ~。寒いよ~。寂しいよ~。」

途中、野生の鹿にご対面。
奈良公園の鹿と違って、怖い顔でにらんでいます。
「な、なによ?向かってくる気?」
しばらくして、逃げて行ってくれました。
「あれ?」
歩きだすと、ひざが意志に反してカクカクしてうまく歩けません。


森の中の休暇村支笏湖。雪に埋もれています。
支笏湖の春はまだまだです。

本日は洞爺湖の昭和新山ユースホステルを目指します。
峠を越すので、休暇村の人に、「どんな道ですか?」と聞くと
「自転車で行くんですか?行けなくはないと思いますけど・・・。ん~?」
 ・・・。
な~んか、とっても、いや~な、予感。

9時頃に休暇村支笏湖を出発。ラッキーな事に雨が止んでくれました。
まず、支笏湖の北側半周(約15km)走ります。

支笏湖のサイクリングロード。

雪に埋もれて走れません。











支笏湖の横を走る国道276号線。
安全の為、歩道を走行。残念がらポツポツと雨が降りだしました。
あちゃ~。








美笛川。
北海道の川、大好き。
川面と岸面が近いのが良い。
父の田舎に久しぶりに行った時、子供の頃遊んだ小川が護岸工事をされ用水路のようになっていたのはショックでした。北海道は昔の川が残っているのです。

支笏湖とお別れし美笛川沿いを走って標高約600mの峠越えです。
標高差約350m。距離約10km。走れるか??

峠近く、振り返って支笏湖方面を撮りました。
きつい上りに心臓バッコン、バッコン。合羽の中は汗で蒸れ上がっています。
高度を増すごとに雨は、ますます強くなります。
自転車用ヘルメットでは、頭が濡れるので脱いで合羽のフードをかぶっています。
汗が額から垂れてきます。
峠はまだ見えません。雪はどんどん深くなります。
斜度があるので、自転車のスピードが出ません。
しかし、漕がねば雪にまみれて遭難しそうです。

「やっと、峠を越えた~!!」
峠の滝笛トンネル 出口側(右側の歩道を走ってきました。)
峠の頂上は1,545mの長~い滝笛トンネル。この歩道、狭すぎ。
横をトラック、バスと言った大型車もいっぱい通り、横を通る時、風圧で押され、通り過ぎる時、負圧で吸い込まれそうになります。
歩道から落ちて、そこへ大型車が来ると命は無い。
トンネル内は、遠く離れた車の音も「ゴー。」と、すぐ近くにいるように大きな音で響くので、距離感がつかめません。
後ろの気配に神経を使い、落ちないようにゆっくり、ゆっくり走りました。

トンネル出口は雨を避けれるスペースがあるので、ちょっと休憩。
さむっ!!吐く息はまっ白です。

トンネル出口から見た洞爺湖方面。
「後は、下り坂なので、ひと安心。」
でも、雪が深~い。1m以上ありそう。

道路から左に目を移すと、雪原が広がります。
本当に、今、4月末ですか?
熊さんは、きっと冬眠中のはずです。

お茶を飲んで、ひとやすみ。
すると、汗でムレムレの体は、急に冷たくなってきました。
「まずい。風邪をひきそう。」と、大急ぎで合羽を着て出発です。

下りは漕がなくても、どんどんスピードがでます。
雨はやみません。細いロードレーサーのタイヤで水たまりに突っ込むと危険。ブレーキをかけスピードは抑え目です。
体は、ますます冷えてきます。すると道の駅(フォレスト276)の看板が見えてきたので、「昼ごはんにしよう。」と道の駅に飛び込みました。
千歳から、支笏湖温泉街を除いて、ここが初めてのお店です。

でも、建物が綺麗過ぎる。売っている物は高過ぎる。トイレの前でグランドピアノが自動演奏している。生キャラメルを売っている・・・。
「えっ? 生キャラメル?」そう、ここは花畑牧場の直営店なのです。
あまりに、値段高すぎ。わたしにゃ、何も買えましぇん。

店を出て、しばらく走ると、雨は止んでくれました。
「助かった~。」

途中、数店の食堂はありますが、どうも好みに合わず、昼ごはん無しでお菓子だけで済ませました。
「1食、浮かしてしまった。」

3時半。やっと洞爺湖に到着です。曇っていて湖は綺麗に見えませんでしたが洞爺湖を見れて「ホッ。」です。

4時過ぎに昭和新山ユースホステルに到着。前は洞爺湖、裏手は昭和新山という好立地条件。
ホテル併設のユースホステルです。
窓を開けると昭和新山が見えます。昨年買った双眼鏡(OLYMPUS DPCⅠ)を使ってじっくりと観測。煙を吐き出す昭和新山は迫力満点です。



昼ごはんを抜いているのでお腹ペコペコです。
夕食時に、一緒になった若い男性も自転車で旅行中。
同じ奈良県の人で苫小牧から自転車で来たそうです。
二人で、食べる食べる。
ただでさえ大目に用意している3人分入ったおひつのご飯を2人で空にしそうな勢いです。
(遅れて来られたもう一人は、ご飯があまり残っていなので焦っていました。ごめんなさい。)

自転車アンちゃんは、何より峠を走るのが好きだとか。
標高差200mを30分で走れるんだって。明日はニセコの山を攻めるらしい。
ん~。ボクには無理!!
今日の峠越えは1時間半以上かかっちゃたし・・・。
ボクは、できるなら平地を走りたいな~。

本日の走行距離約70kmでした。

2010年5月1日
走ろうと思えば、大沼公園までの約110kmは一気に走れます。
でも無理は、禁物。
余裕を持って、楽しく走る方が絶対に良い。
途中泊まれる所を探すと、八雲以外に見つからなかったので、本日は八雲に宿泊予定です。








朝起きてすぐに、ユースの天然温泉にゆっくりとつかり、一人で朝ごはんを食べました。
昨日の自転車アンちゃんは、朝ごはんは取らず8時前には出発です。
たまたま出発の際に合ったので「楽しく、がんばってね~。」と手を振り見送りました。
ボクも、8時半頃に出発です。

昭和新山ユースホステルから、洞爺湖温泉街に入り、そこを抜けると公園が広がります。なかなか綺麗な公園が広がります。
ここで、洞爺湖とお別れです。

洞爺湖から10kmくらい走るとボクシング内藤大助の出身、豊浦町に着きます。そこからしばらく走ると峠越えになります。

もう頂上かと思った静狩(しずかり)トンネル。
残念ながら、トンネルを抜けてもまだ登りが続いています。
トンネルを抜けてからは歩道がなくなり狭い路肩を走らねばなりません。後ろから車はビュンビュンと飛ばしてくるので、気が抜けません。

標高約220mの峠を越えると緩やかな下りになります。この道は最高!!
笹の原や、森を見て走っていると、自然の中に溶けん込んで走っている気持ちになります。
この一体感というか、臨場感は、車では味わえません。
道路の両側には人の手が入っていない自然があります。なんとも不思議な安心感が私を包み込んでくれました。
いや~。北海道の自然って、本当に良いですね。

峠を下りて長万部(おしゃまんべ)方面を望む。
傾斜はやや急で、私の自転車でも時速50kmくらい出ちゃいます。
路肩が悪い為、車道を高速走行します。
車道を走ると車の迷惑になります。
「後ろから車が来ないか?」と、後方確認と思い上半身をひねった際に、ハンドルが少しぶれ、反対車線に突っ込みそうになり、危うく対向車と正面衝突するところでした。高速時の、ハンドルのブレは命取り。

完全にビビってしまった私は、しばらく車道を走っては、減速して路肩に戻り、そこで後ろを確認して、また車道を走るというパターンを繰り返しました。

やっと海に出ました。静狩(しずかり)と言うところです。
荒涼とした風景に感激!!
いや~。北海道ですね~。こんな風景だ~い好き!ここから今日の目的地の八雲までは平たんな道が続きます。

長万部でスーパマーケットを見つけ、店のベンチで食事をしました。スーパーマーケットなんて千歳を出てから初めて。かじっているのはホッケのフライ。(北海道は、ホッケっしょ。)
あっ、ビールは重しで置いているだけです。
自転車でも、飲酒運転になっちゃいますから。
えっ?口が空いている? あれ~? ・・・。
1口だけです。くい~っと。いや、2口。もしからしたら、3口。・・・・。
あやまっとこ。「ごめんなさい。」

長万部を出ると、走りやすい歩道が続きます。
酔ってても、大丈夫。
・・・・。
すみません。



八雲に向かう道。後10km程。
楽な道で気が抜けたのか、それとも峠越えに体力を使い果たしたのか、自転車を漕ぐのが辛い。
リュックの重さが、腰に来とります。
自転車を漕ぐたびに、ギシギシ腰の骨に響きます。
もしも腰が、ペキッとなれば
「はい。今回の自転車旅行、これにて終了。」です。
もう少しで、八雲だ~。

4時頃に八雲のホテルに到着。
もう体がヘロヘロです。
近くのスーパーマーケットで夕食を買い、ホテルで食べてコテッと寝ました。
旅行も3泊目。疲れが溜まる時期。
まずは体を大事にしないと自転車旅行は続けられません。
体調が、全てに優先するのです。

本日の走行距離約80kmでした。

2010年5月2日
八雲を朝8時過ぎに出発。
南下するごとに駒ケ岳が迫ってきます。山の向こうが大沼公園、手前は「森」という町になります。道路は歩道があったのでゆっくり歩道を走りました。

大沼公園に向かう国道5号線は、車の大渋滞。
北海道で、郊外での渋滞は珍しい事です。
横をスイスイ走り抜けました。
これってね、快感なんです。
「おっ先~!」

予定より早く2時過ぎに大沼公園に到着。
大沼は、あまりに静かで、あまりに綺麗で、とっても神秘的です。怖いくらい。
向こうに見える山は駒ケ岳(1131m)です。高さはさほどではありませんが、火山活動の為、入山は厳しく制限されています。
大沼は周遊できるので自転車で走りました。1周約14kmあります。
私の他にも多くのサイクリストが走っていました。

ミズバショウの花が咲いている。
夢見て咲いている水のほとり。
シャクナゲ色にたそがれる。
はるかな、おじぇ~。遠いそら。
大沼公園のミズバショウはとってもフレンドリー。
遊歩道の板の上からしか見られない気高いミズバショウと違い、道路のすぐ横まで咲いているので、ツン、ツンできる距離まで近づけます。


宿泊地の大沼公園ユースホステルの部屋
同部屋の人は、金沢から来られた62歳の方で、定年後に旅行を楽しんでいるそうです。
部屋にストーブが置かれていますが、飾りじゃないのよ。
5月でも大沼公園は、寒いのです。
宿泊者は8人。
夕食時、初めは初対面でぎこちないのですが、少しずつ話が弾みだして、食事が終わるころにはみんな仲良し!
ユースホステルの魅力を堪能しました。
本日の走行距離約70kmでした。

2010年5月3日
朝5時前に目が覚めたので、ユース前の森を双眼鏡を持って散歩しました。

大沼公園ユースホステルの前の道
前の森には驚くほど沢山の野鳥がいます。
野鳥の鳴き声でにぎやかなぐらいで、途中に出会った新聞配達の人は
「野鳥が多くて良いでしょう?私もここに来ると、心がいやされるんです。」とおっしゃっていました。ええ、ええ。私なんか昨日からいやされっ放しです。

函館本線池田園(大沼公園駅の次の駅)裏の道です。
左の木でできた電信柱に、アカゲラが来てくれました。
電信柱の中段くらいからから、コツコツつつきながら、くるくる周回して上がって餌を食べていました。
約1分間見る事が出来ました。頭の上は小さい帽子をかぶったように真っ赤で、20cmくらいの大きい鳥なのですぐにわかります。キツツキなんて生まれて初めて見ました。いやいや感動です。キツツキさん、ありがとう。

朝食は、みなん仲良くなっていたのでワイワイ話をしながらの朝食です。
食後も、数人が楽しそうに話をしする中、私は8時に出発しました。
仲良き事は美しきかな。いや~。楽しいユースホステルでした。

手前の線路は函館本線です。ゴールデンウィークの期間中は、本物のSLが走ります。(乗る場合は通常料金の800円アップ)
小沼をバックにSLの写真を取ろうと5、6人が三脚を立ててカメラを構えています。この線路を蒸気をはきながらSLが走っている姿を想像してください。絵になるでしょう?

途中、道を間違えて、山側を走るバイパス道に入ってしまいました。
でも、位置が高い分、函館市内の展望ができます。
ずっと向こうにかすんで見える平べったい山が函館山。

念願の五稜郭に到着。
五稜郭もお城の一つ。お城巡りが好きな私はもう感激。
函館戦争の際に、新政府から奪い取った土方歳三らがここを一時期拠点としたとか・・。
「むむ、ここには本物の歴史の匂いがするぞ。」

五稜郭の真中で「箱館奉行所」を再建中でした。
字を間違ったわけではありません。当時は「函館」でなく「箱館」と書いたようです。
2010年7月29日開館です。


泊まるホテルの前が朝市エリア。
「買い物は、地元のスーパー」と決めていますが見物に出かけました。
すごい人です。高っかい蟹をバンバン買っている人がいっぱい。
不景気でも、持っている人は持っているのね。
「こんな毛蟹、八雲のスーパーで500円で売ってたで~。」

本日の走行距離約30kmでした。

2010年5月4日
松前町は日本最北の城下町。松前城は最北の天守閣。
これは見たい。とっても見たい。
自転車をホテルに置いて、バス2時間、函館から約80km西の松前町にやって来ました。
松前城は北海道有数の桜の名所です。しかし、桜の開花が遅れており1分から2分咲きといった感じです。

観光客でいっぱいです。
北海道の人が多いみたいです。地元の人も桜を見にきているのです。




松前城正式な名前は福山城だそうです。(ここの地名は福山なのです)
お城は鉄筋コンクリートで再現されたもので中は資料館になっています。
松前城から10分くらい歩くと「松前藩屋敷」があります。
江戸時代の松前の街を再現しています。
北海道は洋館のイメージが強いので、純和風の街並みに頭がこんがらがっています。「ここ、北海道やんね?」

松前町の街並み
これが現在の街並みですが、数年前から建物のデザインを江戸時代風に統一して街並み造りに力をいれいているそうです。
ん~。やっぱり頭がこんがらがります。「ここ、北海道やんね?」

2010年5月5日
今日で北海道旅行の最終日。飛行機は13時50分発なので午前中はフリーです。特に予定はありませんでしたが最後に函館市内をゆっくり走りました。

土方歳三の没地
JR函館駅(朝市のある場所)から300m程北に行くと土方歳三最期の地碑があります。

碑には今も花が飾られています。
幕末に反幕府派を斬りまくった新撰組はあまり好きではありませんが、京都から新政府軍と戦い続け、最後まで信念を貫いた土方歳三は、函館市民に愛されているのです。
写真の土方歳三は俳優さんみたいにハンサム。
猛々しい新撰組のイメージと違って、穏やかで優しそうな顔をしいます。

出発時間よりかなり早めの、11時過ぎに函館空港に到着。

自転車を分解してパックしていると、地元の家族ずれの女性が、
「今から自転車で旅行ですか?」と話しかけて来られました。
「いえ、今から帰る所です。」と私。
少し話をして、最後に「また、北海道に来てくださいね。」と言ってもらい別れました。
ええ、ええ。来年も来たいです。

今回の旅行は、雨に、雪に、峠にとハードなサイクリングでした。
なのに、自転車にあまり乗らなかった、この2日で2kgも太ってしまった。
(食べ物が美味しくて、美味しくて。)
「ダハハ~。」
「・・・。」
「どうしよう?」

千歳からの総走行距離は約300kmでした。