2019年5月28日火曜日

バイク旅行(西日本縦断編)

2019年5月10日(金曜日)


四国経由で九州をバイクで走ろうと思います。
早起きして朝5時40分出発です。

荷物を積むために、自転車用の荷物かごにカバーを付けました。
これで雨ふりでも大丈夫。
サイドバッグは、市販のカバンをバイクの荷台にくくり付けています。

和歌山港から徳島県小松島を結ぶ南海フェリーに乗船。
8時30分出航です。お値段人が2000円、バイクが1900円でした。

平日ということもあってフェリーはガラガラ。
のんびり横になって、体を休めます。
ボクの住む奈良県から和歌山港まで約2時間。
途中高速道路の無料区間があるのでぶっとばしてきたのですが・・・。
ボクのバイク(XR230)は、時速80kmを出すと結構しんどい。
でも80kmでは、すぐに後ろに車が詰まってしまう。
しゃぁないから、時速90kmまで上げるとバイクが悲鳴をあげます。
この時期、まだ朝は寒い。
体は寒いしバイクは悲鳴を上げるしで、ヘトヘトになって和歌山港まで来たのでした。


小松島港到着は10時35分。
まずは、腹ごしらえ。
やっぱ、徳島ラーメンっしょ!!
徳島ラーメンと言えば、生卵を入れてライスと一緒に食べるのが定番。
中華そば500円、ライス150円、卵50円也。
すき焼き風ラーメンといった感じ。
お肉は、チャーシュウではなく、すき焼きのお肉みたいな感じ。
ご飯にのせていただきます!!

徳島からは、西へ約200km走ると愛媛県松山市です。
松山と言えば、やっぱ道後温泉。
お宿はKKR道後ゆづき。
国家公務員の厚生施設ですが、一般ピープルでも泊まれます。
朝食付き1泊で6950円です。
道後温泉の近くにあります。

お部屋はこんな感じ。建物全体がゆったりした造りです。
お風呂は温泉で、とっても広い。
道後温泉も行くつもりでしたが、ここの温泉で満足してしまいました。
(道後温泉に行くのヤンペです。)
ゆっくり温泉に入ってから、

スーパーで買ったお寿司と地場産の刺身で、いたっだきま~す。
お寿司646円。天然はまち399円也。
さすが松山。スーパーのお魚で十分美味しい!!


2019年5月11日(土曜日)

朝食は、KKR道後ゆづきでいただきます。
時間は7時から。
九州に渡るフェリーの時間に余裕がなかったので開店と同時にレストランへ。
他のお客さんは誰もいません。
お料理はお値段からするとこんなものかと。
でもバイキングの方が、良かったな~!!


本日は四国の西の端の三崎港から、大分県佐賀関港までフェリーで行きます。
三崎港までは距離93km。約2時間の予定です。
海沿いを走ると景色が素晴らしい!!ここは以前自転車で走った道。
感動再び。
いや~、素晴らしい道です。

三崎港近くは佐田岬の稜線を走ることになります。
山の上の道から見る海が素晴らしい!!
スピードを出して通り過ぎるには、もったいない景色です。


三崎港には9時30分に到着。国道九四フェリーです。
何でも、バイクは8台までしか乗れない。
出航時間の1時間前に来ているボクで、6台目。
残りあと2台です。
お値段人が1070円。バイクが1930円也。

出航まで時間があるので、港近くのお土産屋さんで
ジャコかつ(120円)を購入。
揚げたて、アツアツ。コリコリ食べながら船を待ちます。
じゃこ天大好き!!美味しかった。

佐賀関港には、1時間ほどの乗船時間で到着。
ちょうどお昼時。
佐賀関は、関サバ関アジで有名。
これは食べねばなりますまい。
佐賀関港から、10分ほど走って見つけたレストラン(あまべの郷関アジ関サバ館)。

これが海鮮丼(税込1296円)。
なまこや、サザエも乗っています。
お味、最高!!
お魚新鮮、コリコリです。
海なし県の奈良県に住むボクにとって、こんな新鮮なお魚は超ごちそう。
感動の海鮮丼です。

本日のお宿は、宮崎ユースホステル。
佐賀関港からの距離191km。
昼過ぎから走るには、少々距離がありますが・・・。
海沿いの道は、最高の景色です。
「キャッホッ~!!」と言いながらゆっくり走ります。
車はあまり走っていませんが、車が後ろから来たら道を譲りました。
ここをスピードだして走るのはもったい。

宮崎ユースホステルに到着!!時刻は夕方5時30分。
お値段素泊まりで3240円。
バイクは、建物の横に自転車置き場に置いてくださいとのこと。

お部屋はこちら。会議室に畳を敷いています。
無機質なこの感じ。「刑務所みたい。」
でも個室ですし、広いですし、テレビもありますし、食事をここでしても構わないとのことで、満足です。

2019年5月12日(日曜日)

朝8時にユースホステルを出発。
まず向かったのは、青島。
近くの駐車場は有料なのに、少し離れれば公園の駐車場が無料です。
40~50年前なら宮崎は新婚旅行のメッカ。
ボクの新婚旅行の頃は、ハワイがメジャーでしたが、選んだのは九州を車で一周。
青島にも来ました。
以前、自転車旅行でここを走っていますがやっぱり宮崎は愛とロマンがあふれています。

青島を過ぎると日南海岸。
ここも自転車で走っていますが、いや~、バイクで走るのも最高です。
ちょっとバイクを止めて写真をパチリ。
いや~、こんなもんじゃなかったぞ~!
とにかく素晴らしい道でバイクで走るのが楽しくなります。


日南海岸から何も考えずに海沿いを走ると都井岬に着きます。
(天然の野生馬がいる岬で、自転車で行っているのですが再度行くつもりでした・・・。)
が、途中で道が通行止め。
う回路の看板に従って、走りましたが途中でわからなくなっちゃった。
地図と、ナビとスマホの地図を駆使し検討しましたが、都井岬はギブアップ。
えらい遠回りになるので本日の行程が難しくなります。
で、次の目的地、本州最南端、佐多岬を目指します。

佐多岬に行く途中、鹿児島湾の向うに開聞岳が見えます。
綺麗な円錐形の山で日本百名山の一つ。薩摩冨士と呼ばれています。
煙ははいていませんが火山だそうよ。

佐多岬到着!!
ちなみに、四国の愛媛県から大分に渡った三崎港があるのは佐田岬。
漢字が「田」と「多」で違うのです。
時間はお昼の1時過ぎ。思いのほか時間がかかってしまった。
横にベンチがあったので、途中のスーパーで買った弁当でお昼ご飯。

あれに見えるは佐多岬灯台。

ちょこっと移動して左を見ればこんな感じ。
お昼ご飯を食べながら綺麗な海を眺めて最高です。
遊歩道を歩いて佐多岬先端まで行けるのですが、自転車で着た際に歩いた道。
かつ、本日、日曜日の為先の道が大渋滞。
で、このまま鹿児島市を目指すことにします。
佐多岬から桜島港までは97km。約2時間の予定です。

鹿児島市に向かう道も綺麗なのです。
鹿児島湾越しに見える開聞岳がキレイです。
本日も快晴の為、海が感動ものです。

鹿児島市へは桜島経由で行くことにします。
桜島の麓を走る道から桜島を間近に見ることができます。
迫力満点! かつ、火山灰がすごい。
トラックが通ると、火山灰を巻き上げて真っ白になります。
駐車している車は、火山灰まみれになっています。
気のせいか、目に砂が入って痛いような・・・。
取り敢えず、桜島フェリーに乗るために桜島港を目指します。

桜島フェリーの中です。
フェリーには驚くほどスムーズに乗船できました。(人とバイクで490円)
まず、高速道路のような料金所でお金を払って進むと、そのままフェリーに入るように指示がありバイクを止めると、すぐ出航。
普通、フェリーではバイクをロープで固定するのですが、なんも無し。
「ええんかいな?」
と思うほど簡単な乗船でした。約20分で鹿児島港に到着です。

本日のお宿はサンデーズイン鹿児島。
朝食付きでお値段5340円也。
場所は繁華街のど真ん中。
お食事、観光にめっちゃ便利よ。
バイクも無料で屋根付きの場所に停めさせてくれてお勧めです。

晩御飯は鹿児島ラーメン「こむらさき」。じゃらんで人気ナンバーワンらしい。
天文館商店街の中にあり、ホテルから歩いて10分ほど。

これが黒豚チャーシュウ入り並盛。
お値段1000円もする。
キャベツたっぷり、麺は太くて柔らかい。チャーシュウは美味しい。
そうか、これが鹿児島ラーメンか。
美味しかった!!



プラプラ、ホテルの帰り道で見つけた薩摩蒸気屋さん。
「焼きどうなつ」が、美味しそうだったので買って帰ることに・・・。

ホテルでパクリ。なんでも油を使っていないらしい。
ん~。カステラのような~?
ドーナッツと違って「どうなつ」なんでしょうな~。
お値段76円也。



2019年5月13日(月曜日)

ホテルの朝食は、バイキング。6時半から食べることができます。
一番乗りで到着。
どれも美味しそうです。

これが1回目のピックアップ。
ご飯にはカレーをかけています。
他の料理も美味しければまた取に行きます。


右手のどんぶり飯に注目!!
これは、奄美大島名物「鶏飯(けいはん)」
ご飯の上に鶏肉、かまぼこ、ネギを乗せ鳥の出汁をかけてお茶漬けのようにして食べます。
奄美大島に自転車旅行に行って以来の味。
鹿児島で鶏飯を食べれるなんて感激です。

今日の予定地は熊本県人吉市。
距離約95km時間にして2時間少しで着いてしまう。
余裕たっぷりなので、ホテルの部屋をキープしたまま鹿児島市内観光に出かけます。

まずは西郷隆盛像。そのまま国道沿いに進むと鶴丸城跡、私学校跡と続きます。
以前自転車旅行に来た時に、じっくり見た観光地。

今回は、初めて城山にある西郷洞窟を見学。
どってことのない洞穴ですが、ここで政府軍の戦ったのね。

ホテルのチェックアウトは10時。
9時40分ごろチェックアウト。
掃除の人が、すでにフルパワーで近くの部屋を掃除されています。
「遅くまでおり、申し訳ありません。」と腰を低くして退出でした。

ホテルからバイクで10分ほど北上すると、名勝「仙巖園(せんがんえん)」に到着。
今日はとにかく時間がある。
ここで時間をつぶさないと、人吉ですることなくて途方に暮れちゃいます。
入園料はお殿様の屋敷の御殿をすくめて1300円也。

御殿はこんな感じ。
本日とっても暑い。外で時間をつぶすと暑くて倒れそうになる。
御殿の中で時間をつぶすのがベストかと・・・。

御殿の中はこんな感じ。
涼しい。外と全然違う。風通し良く立てているのかも。
係りの女の人は着物をきている。
良い感じの女の人もいてはります。
椅子もあるし、のんびり時間がつぶせそうです。

気に入ったのはここ。
御殿の縁側から、桜島がよ~く見えます。
ここに座って、足をプラプラさせながら桜島をぼけ~っと見続けたのでした。
2時間くらい座っとりましたかいな~。
桜島を、十分堪能できました。


途中スーパーマーケットで、夕食のお弁当と朝食用のパンを買ったり、人吉城を見たりで夕方4時過ぎに、本日のお宿「人吉ゲストハウス堺」に到着。
人吉は、鹿児島に近い熊本県。
人吉は、ウッチャンこと内村光良の出身地。
球磨焼酎が有名。(焼酎の味はボクにはわかりません。)
あと、何といっても温泉がすごい。
以前泊まった朝陽館では、お肌すべすべ(どちらかというとヌルヌル)、炭酸泉(体に泡が付き湯面に上がってはじけるので、サイダーみたいになります。)なのです。

お値段素泊まりで3780円也。バイクも置くことができます。
ゲストハウスに泊まるのは初めて。
ドキドキしてチェックインです。


お部屋はこんな感じ。「うん、ええやないの?」
テレビも、冷蔵庫もタオルも、浴衣、歯磨き、髭剃りまであります。
温泉は近くの公衆浴場や、温泉旅館で入ることができます。
ボクは、歩いて10分ほどのところにある「芳野(よしの)旅館」に行ってきました。
入浴料500円也。
古風な旅館で、源泉かけ流し。ドッパドッパ温泉があふれ出ます。
いや~、良い湯でした~!!


2019年5月14日(火曜日)


これはゲストハウスのオーナー手造りの観光マップ。
見ていると面白い。
球磨川にかかる橋から見る人吉の景色が絶景とか。
朝少し早く起きて、見に行くことにします。

それがこれ。
向うに見えるのは、人吉城。昨日行きました。
ん~。絶景!?
まぁ、こんな感じです。

観光マップで気になったのが、もう一つ。
18番の「上村うなぎ」。
以前来た時に食べて、感動しました。
もう一度、食べたい!!
(昨日は定休日だったのでスーパーのお弁当にしました。)
お昼の営業は、朝10時からとのこと。
本日の走行コースを、簡略化すればお昼前に人吉を発ってもOKです。

もう一度、人吉温泉にも入りたいし、10時まで時間をつぶしたいしで、9時にゲストハウスをチェックアウトして、向かったのは

人吉温泉「元湯」。人吉城の南にあります。お値段200円。
朝の6時から営業しています。

中はガラガラ。お安いのでシャンプーも石鹸もありません。
でも、これぞ温泉!!って感じ。
お湯が、シンシン湯船からあふれ出しています。
ここで、ゆ~くり人吉温泉を堪能しました。
あ~、極楽極楽。

上村ウナギには9時50分ころ到着。
建物の横には駐車場があるのでそこにバイクを止めました。

開店は10時から。
注文したのはこれ。
うな重(並み)2900円。
左上の醤油さしの器に、タレが入っているのでお好みでかけて食べます。
ん~。旨い!!
この店のウナギは最高!!
(きも入りお吸い物付きのうな重は4500円もします。
 これは、無理。お昼に4500円は出せません。)
お腹もイッパイ。満足満足。
時刻は11時。これからは阿蘇山に向かいます。


球磨川沿いを走る国道219号線で八代市にでて国道3号線を北上し、熊本市手前で阿蘇に向かう国道57号線を走ります。

しか~し、国道57号線は震災の影響の一部通行止め。
指示されたう回路を走り、どの道を走っているのかわからないまま阿蘇に到着です。


阿蘇で雨に降られてしまい、雨の中観光も面白くないので予定を切り上げて阿蘇くじゅう高原ユースホステルに到着。
時刻はお昼の3時。
扉は閉まっており、「外出しているので、御用の方は、携帯まで。」と
電話番号が書いてあります。
「まぁ、3時だし。ボクが早く着きすぎただけなので・・・。」
と、
庭で放し飼いになっている鶏を見て時間をつぶしました。
茶色の鶏がメス。白いのがオスです。

メスの鶏は、ボクが行くと寄ってきて足元をウロウロして可愛い。
それが気に入らないのか、いきなりオスの鶏が襲ってきました。
首の羽を逆立てて、羽を半分広げて向かってきます。

ボクのライディングシューズには薄い鉄板が入っています。
かつ、ひざとすねにプロテクターを付けています。
鶏につつかれる程度では痛くもな~んともありません。
一蹴りしようとすると、鶏は羽ばたきながら上に飛んで逃げました。
それがちょうど良い蹴りごろの高さになり、一発ドスン。
鶏は、蹴られて後退しますがまた向かってきます。
再度蹴りのモーションをすると、上に飛び上がるので右足でドスン。
降りてくるのも、羽ばたきながら降りてくるので、降りしなを左足でドスン。
計3発キレイに入りました。
結構効いたはず。すると鶏は「今日はこの辺にしといたろ。」
って感じで、悠々と横を向いて歩いて行きました。
「あれ?そうなの?」
と、休戦。
しばらくすると、何事も無かったようにボクの前を胸を張って歩くので追っかけると
木の陰に隠れてしまいました。
「メス鶏の手前メンツがあるやん。わかってや。」
てな感じです。
その後は、目の前を歩いても「攻撃してこないならいいか。」
と、オス鶏の顔を立てました。男はつらいのです。

ユースホステルのオーナーは帰って来ず、電話をしても圏外のアナウンス。
夕方6時になってもまだ締め出し状態です。
陽は傾いてきました。このまま野外で夜を明かすのも現実味を帯びています。
えらい事になっとります。

幸い夕方6時15分頃に若い人が、帰ってきました。
「ユースホステルの人ですか?」と、急いで声をかけました。
聞けば、ユースのオーナーが経営する登山用品店の店長さん。
社宅のようにしてユースで暮らしているそう。
とにかく、これで一安心。中に入れます。

その店長の勧めで、「黒川温泉に行くと良い。」とのこと。
バイクで10分程度で行けるそうです。
これが店長お勧めの温泉旅館「山みず木」。600円で入れます。

これが露天風呂。他に2つ内風呂があります。
でもこの露天風呂が最高。
湯加減、湯量、景色最高です。
横には渓流が流れて入ます。
お風呂に入っている間に、店長が晩御飯を作っているはず。
あまり遅くなると悪いので、早めにお風呂から出ることにしました。

結局、ユースホステルのオーナーはボクが泊まるのを忘れていたらしい。
夕食を食べて9時に部屋に戻りましたが、まだ帰ってこない。
店長がいなかったらと、思うとおっそろしくなりました。


2019年5月15日(水曜日)

朝の6時前に「おはよ~ございます。雲海がキレイに見えているので一緒に行きませんか?」と、オーナーさんの声。
連れていってもらったのがこの風景。
雲の上に浮かぶのが阿蘇山。でも、高度はここのくじゅう高原の方が高いらしい。

「昨日は大変申し訳ありませんでした。お詫びに料金はいりません。」
とのこと。
「えっ?本当ですか?」なら、ボクに文句はありません。
「これに懲りず、またいらしてください。」とのこと。
ん~。それはどうかな~。


山並みハイウェーを走ります。
「寒い。」1枚多めに着こんで走りましたが寒い。
くじゅう高原は冬ならマイナス10度になるらしい。
ほぼ北海道の札幌と同じ気温で1年が過ぎるらしい。

大観峰に続く道。
少し曇ってはいるけれど最高の道。緑はキレイし路面も良い。
阿蘇の道って、なかなか良いぞ~!!
バイクで走っていて最高の気分です。
でも、寒い!寒いぞ!!

大観峰に到着。阿蘇の田んぼが良く見えます。
でも、曇っているのよね。阿蘇山なんかまったく見えません。
向きを変えてくじゅう高原方面をパチリ。
やっぱりちょっと曇っているのよね~。
少し待って曇りが晴れるのを待つか?阿蘇山を目指して走るか?
でも寒い。このままじっと待ってられません。
阿蘇山方面に向かって走ることにします。


阿蘇山に到着。向うに見えるのは米塚。
お米が埋まったように見えます。元は火山だそうよ。
米塚の向うに見えるのはさっきまでいた大観峰あたり。
雲が晴れたのできっと阿蘇山も良く見えるはず。
天気が良いので、気温も上がり心地よい気温です。


こちらは草千里。ここは火山口跡。
池になっているところも火山口跡。
火山口の中に、火山口があるのは珍しいそうよ.









阿蘇山の火山口近く。
最近噴火があったので火山口には行けない。
煙モクモク。現役バリバリの火山です。

この花はミヤマキリシマ。今は少し早い。
5月下旬から6月上旬にかけて満開になると山がピンクにそまるそうです。
昨日泊まった阿蘇くじゅう高原ユースホステルの近くにある久住山もピンクになる為ユースホステルは大にぎわいだそうです。

まだまだですが、阿蘇山の山々もピンクになりかけています。
(まだ、少し早い。残念。)


阿蘇から熊本市内までは、ケニーロード(グリーンロード南阿蘇)を使います。
ケニーロードは、南阿蘇の大自然を愛するキング・ケニーさんにちなんで命名された道。
阿蘇の自然を愛するライダー達の道なのです。たくさんのライダーが走っています。

阿蘇山がキレイに見えるのでちょっとここで休憩。
スナック菓子でお昼ご飯です。
天気は快晴!気温も気持ちいい。空気も美味しい。
「じゃがりこ」をポリポリかじりながら、最高の景色に満足です。

午後2時過ぎに本日のお宿 KKR熊本に到着。
なんと、熊本城のすぐ横。
めっちゃ良い場所にあります。
ただチェックインは3時から。
荷物や、バイクジャケットを預けて熊本城の散策です。

くじゅう高原はあんなに寒かったのに、熊本市内はあっついあっつい。
汗が噴き出します。

戌亥櫓(いぬいやぐら)はこの通り。
左端なんて石の一列でもっています。
えらい事になっています。

天守閣はこんな状態。
急ピッチで復興していますが。石垣なんてひどい状態です。
熊本城のお堀より中は、工事関係者以外は立ち入り禁止。
外周を見てあるくだけしかできません。
半日熊本城見物。と思っていたのに約1時間で見学終了になってしまった。
震災被害を甘く見ていたワテがアホだした。

仕方がないので、少し早いですが4時に夕食です。
向かった先は、アーケード街近くにある桂花ラーメン(本店)。
約30年ぶり。
あの時は、カウンターしかない小汚いラーメン屋でだったのに・・・。
今や、熊本県だけでなく東京に数多く出店するビックなラーメン屋さん。
本店もキレイに、且つ大きくなっているのでびっくりです。

桂花拉麺を注文。お値段680円也。
30年前は、こんな味やったっけかな~。
スパイシー、麺が硬い、豚骨は濃い目なのにあっさり味。
鹿児島ラーメンは麺が柔らかく、優しい味付けだったので、全然違います。
熊本に来た~!!って感じです。
美味しかった!!

KKR熊本にチェックイン。時刻は5時すぎ。
炎天下の中、いっぱい歩いて今日は疲れたぞ。
お風呂に入ってすぐに寝たのでした~!!


2019年5月16日(木曜日)

朝6時半からバイキング。メニュウーは豊富でどれも美味しそう。
今日は、熊本港から島原港までフェリーに乗りますが、時間には余裕がある。
ゆっくり、朝食を戴きます。

お粥があったので上に梅干しと昆布を乗せて、和食でいただきます。
KKRということで、若者があまり泊まらないからでしょうか?肉系統のコッテリした食べ物が少ない。
牛乳が美味しい!!やっぱ阿蘇が近いからでしょうか?
5~6杯いただきました。


熊本港9時25分発(熊本フェリー)に乗り、30分で島原港着です。
早い!!
お値段2700円。

まず向かったのは、島原城。島原港からバイクで10分ほど。
天守閣のすぐ横が駐車場(バイクで駐車代100円)。
以前熊本から来たという人と、地元の高取城で話をした際、その人のお勧めの城はこの島原城。入館料540円払っていざ、入城。
期待は、風船のように膨らみます。
鉄筋コンクリート造り。中は資料館になっています。
ん~。期待は風船のように、シュルシュルシュルとしぼんでしまいました~。
まぁ、好みは人それぞれということで・・・。

次に立ち寄ったのは平成新山。標高1482m。
溶岩ドームが崩れては、またできて、崩れてはまたできて。
を13回もくりかしたそう。現在は噴火活動もおさまったそうです。

島原半島を海沿いに走ると原城跡に到着です。
島原天草一揆の舞台となった城跡。
若干15歳の天草四郎を総大将に数万人のキリシタンや農民がここで88日間籠城して幕府軍と戦いました。
幕府軍勝利後、徹底的に破壊されたのですが、石垣の一部や空堀等見ることができます。
世界遺産です。無料で見ることができます。

原城跡から、海をみつめる石像。
悲劇に終わった、島原の乱を象徴しているようで、胸にグッときたので写真を撮りました。
その他、天草四郎のお墓もあります。

島原半島を海沿いに走り長崎市内に夕方4時に到着。
本日のお宿は、長崎カトリックセンター。
楽天トラベルで予約すると、一泊二日お値段2200円というお安さ。
クロワッサン1つと、コーヒー一杯ではありますが、簡易朝食付きです。
浦上天主堂にすぐ隣にあります。

路面電車に乗って夕食を食べに行きます。
向かったのは中華街の中にある江山楼。
ここのちゃんぽん、だ~いすき!!

これが特上ちゃんぽん(お値段税込1620円也)
中には、エビ、イカ、キクラゲ等いっぱいの具が入っています。
美味しい!!
この日はすぐに食べることができましたが、行列必至の人気店です。
ごちそうさま~!!



2019年5月17日(金曜日)


朝6時から浦上天主堂で行われるミサに参加できるので早起きして参加です。
長崎カトリックセンターの係りの人がついて案内してくれます。
中では信者さんが、お祈りしています。
「信者さんが立ったら一緒に立って、座ったら一緒に座ってください。」
とのこと。それならボクにもできます。
ミサは約30分で終了。その後係りの人が教会内を案内してくれました。
隠れキリシタンがどのように迫害されたかの説明もありました。
その中で、遠藤周作の「沈黙」の舞台になった場所の説明もありました。

で、ちょっと遠回りして遠藤周作文学館がこれ。
とにかく綺麗な場所にある。
長崎市から外海側(西側)を走ると西海市になります。
そこにあります。
キレイな海を見ながらのバイクは、最高でした。

西海市から北上すると佐世保、平戸になる。
佐世保でハンバーガーを食べれば良かった。ちょうど昼時だったし。
しかし、店のチェックを全くしていなかったのでパス。
(どこでも、美味しいというわけではないでしょ)
で向かったのは、

唐津。ここでからつバーガーをいただきます。時間は2時過ぎ。
お腹ペコペコ。

それがこれ。
注文してお金を払うと持ってきてくれます。
チーズバーガーを注文しました。

いっただきま~す。デミグラスソースで美味しい。
パンも外側カリカリ、中フンワリで美味しい!!
ペロッと食べてしまいました。
もう一個食べれそう。
でも、今日は博多で長男と一杯飲みの約束がある。
2時過ぎに、お腹いっぱいになると夕食に支障が・・・。
ヤンペです。

本日は、博多に住む長男の家に泊めてもらいます。
「もうすぐ転勤があるかも・・・。」
とのことで急きょ九州旅行を計画したのでした。



2019年5月18日(土曜日)

本日は朝から雨。
雨の中、福岡市内を観光する根性がボクにはありません。
昼過ぎまで、長男の家におらせてもらって昼過ぎに新門司に向かって出発です。

夕方5時発、翌日朝5時半大阪南港着の名門大洋フェリーで帰ります。
ちょっと無理をして個室にしました。
お値段バイクと込みで12640円。

今回は、初めてのバイクで長距離旅行。
九州よかとこです。
自転車旅行も良いけれど、バイクも良い。
また来ま~す。