2011年10月10日月曜日

大分 メイプル耶馬(やば)サイクリングロード

日経新聞 プラス1 何でもランキング
「おすすめのサイクリングロード」 第2位。
メイプル耶馬サイクリングロードです。
何でも、鉄道廃線跡を利用した道とか。ここを走りたくて走りたくて。
「あっ、そうだ。ゴールデンウィークに鹿児島から博多まで走ったので、その続きで博多発、大分県メイプル耶馬サイクリングロード経由、小倉駅まで走ろう!!」
と、決めました。
3連休を利用しての自転車旅行です。

2011年10月8日(土曜日)
新大阪始発で7時20分発 ひかり545号で出発です。
満席の為、座席指定を取れず自転車を持って自由席まで来ました。
自転車を置け、前の席にも座れました。「バッチリや~!!」
3連休の初日ということもあり、車内は徐々に混みだし、ふと後を見ると、自転車の横でおばあさんが立っています。
ボクは、元気がトリエの自転車小僧。「座ってください。」と言いました。
でも、おばあさんは、
「いいえ。大丈夫です。」と顔を小さく揺らしながら、か弱い声でおっしゃいます。(全然、大丈夫そうじゃありません。)
「良いですよ。どこまで行かれるのですか?」と念の為聞いてみました。
次の新神戸駅なら、ラッキー。12分。
その次の、姫路駅でも、まぁ、良いかな~。30分。
すると、おばあさんは「広島です。」と、気のせいかハッキリと言われました。
広島ですと1時間30分ですな~。ハハ~。ハハ~。・・・・。
「はぁ~!?」

幸い岡山駅で下りる人がいたので、そこから座れました。50分です。
やっぱり、座るとラク~。「あ~、ちかれた。ちかれた。」

博多駅には10時9分到着。
ここから、大分県中津市を目指します。

せっかく博多に来たからにゃ、ラーメン食べにゃ。
食べログで高得点の店を検索。
博多駅から約5kmの「一九ラーメン粕屋店」が人気らしい。

携帯ナビが「到着です。」と、表示したのがここ。周りに他のラーメン屋は見えません。
「あれ~。店の名前が違う。チェーン店をやめて独立したのかな?」
と、”ラーメン天天ノ有”に入りました。

大盛りラーメン550円。
久しぶりに食べる博多ラーメンはやっぱり美味しい。
替え玉(100円)も、お願いしました。
替え玉が来るまでの間に、トイレを借りて、長ズボンからスパッツに履き替えました。
お店はガラガラ。リュックから、スパッツを出したり、荷物を整理しても、他のお客さんの迷惑になりません。

お腹一杯になって、天天ノ有を出て50m程走ると、一九ラーメンがありました。
「あ痛たた~。また、やってしまった。」
探していた店は、もう少し奥にあったのです。
「無理して食べる?」とも思いましたが、大盛りに替え玉までしているので無理です。
ここは、諦めざるを得ません。
まっ、美味しいと思えたし、服も着替えられたので、それは、それで、良かったということで。

お昼御飯のラーメンで満腹になったところで、今回の自転車旅行、最大の難所。峠越えです。

峠の地図は、こんなになっちゃっています。
博多駅から20km程。
アタシャ自転車旅行の計画段階でこの地図を見て「走るの無理。」と思いました。
しかし、この道を避けるととっても大回りになります。
ここは、走るしかありません。


それが、ここ。
くねくね道をを、ヒーヒー言いながら下から自転車で走ってきました。
汗が噴き出しています。背負ったリュックも汗で濡れています。
日差しがきつくジリジリと体が焼けます。
歩道が無い為、大きなトラックも、近くをぶっ飛ばして行くので怖い怖い。
早く峠を越えねば~。
残念ならが、ここは、峠の頂上ではありません。
まだ、上っていかなければなりません。
手元の高度計で標高280m。
こんな道、他に自転車で走っているヤツは、一人もいませんでした。

大分県に入り国道201号線とお別れして、県道58線を走ります。

県道58号線。
この道は、車は少なく、道は平たん、路面も良い。とっても走りやすい道。
国道201号線が厳しい道だったので、ここでは風景を楽しみながら快適に走りました。
「そうよ、サイクリングはこうでなっくちゃ。」
予定より遅れ気味なので、時間を挽回します。

国道10号線に入ると「行橋~別府 100キロウォーク」をしていました。
初め「学校の遠足か?」と思いましたが、近づくと大人が真剣に歩いています。
3000番台のゼッケンを付けている人もいたので、4000人近くの人が歩いているようです。
長~い。長~い人の列です。だから歩道は、走れません。
狭い路肩を、車にビビりながら走りました。
中津市内に入っても行列が続いています。
道案内の係り員さんに聞くと、徹夜で別府まで歩くそうです。
すっご~い。
ボクは、中津でホテルにチェックインしてゆっくりお風呂に入りま~す。

17時45分にホテルに到着。
グランプラザ中津ホテル。
あれ~。いつも泊まるホテルと違う。あまりに立派なホテルなのでビックリ。
結婚式もできる大きなホテルに、じゃらんでポイント割引してもらって朝食付き一泊3880円です。(こんなにお安く泊っていいのかしら?)2連泊します。

本日の走行距離91kmでした。

2011年10月9日(日曜日)
グランプラザ中津ホテルの朝ごはん(バイキング)です。
6時半からですが、6時35分頃に会場に行きました。
一人しか食べていません。(ボクは2人目)
いつもボクが泊まるホテルとは、ちょっと様子が違う。
いつものホテルでは、行列ができとりますが、ここは誰も並んでいません。
バイキングのメニューが豊富で、しかも、美味しい!!
ジュースを3杯飲むと、係りの人が入れ物を引き上げてしまいました。
「あれ~。もう飲めないのかな?」
と心配していると。満パンにして持って来てくれました。
「すごい!!」やっぱり、いつも泊まるホテルとは違います。
カレーがあったので、たっぷりご飯に、たっぷりカレーです。
カレーも美味しい!! もちろん残さずぜ~んぶ食べました。
朝から、元気モリモリです。

ホテルのフロントのお姉さんに道を聞いて、いよいよ、念願のメイプル耶馬サイクリングロードに出発です。
連泊なので、荷物無しで走れます。体が、楽ち~ん。
8時過ぎにホテルを出ました。JR中津駅から耶馬渓に向かって国道212号線を直進します。
途中、山国川の土手の上を走りました。
しばらく走ると、国道からサイクリングロードが見えたので国道を外れました。
(駅から約10km)

自転車道を見っけ!!
散歩しているおじいさんに「おはようございます。」
と声をかけると、
「自転車道を走るの?このまま、やまくに町まで続いています。気を付けてね。」と、驚くほどきれいな標準語で、親切に教えて頂きました。
ボクの場合、方言で話してもらう方が「ウレシか~。」

走りやすい自転車道が続きます。

サイクリングロードは森の中に入ります。今は朝の9時前。
誰も走っていません。
森の中のサイクリングロードは少々不気味。
ジト~っ湿っぽく、薄暗い上にトンネルまであります。
なんだか、背筋がゾクゾクします。
しかし、ここは勇気を持って進むしかありません。


なんだ、なんだ。サイクリングロードの横に洞穴。
自然の洞穴ではなく、人の手で造っています。
これは、県史跡指定「水の洞門・川平間歩(かわべらまぶ)」です。
1686年水田灌漑の為に、採掘夫150人を動員して、藩を上げてのビッグプロジェクト。
3年後に通水に成功。
現在は、新トンネルに役目を譲り292年間の通水をやめ廃坑となっています。
320年前の手堀の洞窟が、普通に見れるなんて、すご~い。

右が車用のトンネル。左の小さなトンネルが自転車用のトンネルです。
自転車専用のトンネルなんてね。ビックリです。

日本一の8連石橋。
耶馬渓橋(オランダ橋)です。
国道212号線(歩道が自転車道)の橋から、右を見ると100m程のところに見えます。

オランダ橋は現役です。
地元の人の生活に役立っています。

オランダ橋から国道212号線に戻り、そのまま国道を横切って反対方面に100m程走りますと・・・。青の洞門に到着。

禅海和尚が、諸国遍歴の旅の途中、断崖絶壁に鎖のみで結ばれた難所で通行人が命を落とすと聞いて「ノミと槌だけで30年かけて掘り抜いた。」
と言われています。
な~んか、子供の頃絵本か教科書で読んだ気がするぞ~。
来ちゃった。来ちゃった。そこに来ちゃった。

禅海和尚の手掘り跡。
現在の洞門は当時から大きく変化して、明治40年に現在の形状になったそうです。
この明り採り窓は、禅海和尚の手掘りだそうです。

川の対岸から写真を撮りました。

森の中を走ります。

秋の花が、サイクリストを迎えてくれます。

のどかな田園風景を走っていきます。

平田駅舎。
「サイクリングロードに、なんで駅舎?」
と、思ってしましますが、この道は鉄道廃線跡を利用していることを思い出させてくれます。
休憩所とトイレになっています。

地図を見ていると、後ろから「今どこにいるんですかね?」
と60歳前後の人から声をかけられました。
「この辺ですよ。」と、真中あたりを指をさして2人で地図に見入っていました。
「どちらから、来られたんですか?」私。
「北九州から走ってきました。」とのこと。
中津まででも40kmあるはずやのに・・・。
一体、何時に家を出たんやろ?

長いトンネル。

メープル耶馬サイクリングロード最高のポイント。
鉄橋跡に、サイクリングロードを造っているのです。
そりゃ、もうワタシャ興奮です。
こんなサイクリングロード他にある?

耶馬渓鉄道 第2山国川鉄橋。
そのまま、自転車道です。

当時の写真。
こんな風に走っていたのです。

「メープル耶馬サイクリングロードと長い名前やな~。」と、思っていましたが道路に大きく描かれた絵を見て、
「あっ。カエデ。それで、メープル。」
そういえばカエデの木がいっぱいです。
秋も深まれば紅葉が楽しめる自転車道です。

時間がたつにつれてサイクリストが増えてきました。
この若者達は、先のサイクルターミナルで自転車を借りたみたい。
ウェアーはばっちり決まっていますが、乗り方がぎこちない。
「安全運転でね~。」とおじさんは余計なことを言いたくなるのです。

サイクリング・ターミナルに到着。
ここで、平田駅舎で、少し話をした、北九州のおじさんと再会。
10分ばかり話をしました。
何でも、4か月前に自転車を買ったばかりでサイクリングの初心者とか。
北九州に住んでいるが、この自転車道は初めてきたそうです。
(お高そうな自転車をいきなり買うところは中年サイクリストの特徴か?)
お歳は、失礼と思い聞きませんでした。
長身の上に、弁護士か、お医者さんといった知的な感じのおじさんです。

素敵な道が続きま~す。

素敵なトンネルの道が続きます。

下郷駅舎。
平田駅と同じく、旧駅舎が休憩所兼トイレになっています。
トイレが点在しているので助かります。
きっと、女性も安心です。

更に自転車道を進んで行きますと、山を近くに感じだします。

道の横から湧水のホースが出ています。
天然水!!天然水!!

地元の人に「あれ?飲んだと?飲めんとよ、あの水。」
と言われると困るので、飲みませんでした。
ただ出ているだけで飲むのは危険!!
ホントは、口をゆすぎたかったのですが、自転車用の手袋を脱ぐのが面倒くさかったのです。
悪しからず。

このあたりの田んぼや畑は、厳重に柵で仕切っています。

そうです。イノシシさんや、シカさんが大切に育てた作物を食べてしまうのです。

森の道を抜けま~す。

昼の12時に自転車道に終点に到着。JR中津駅から39km。
「入口」となっていますが、出口でもあるのです。
大きなサイクリング・ターミナルがあるのかと思っていましたが、周りには何もありません。
少し離れたところに植物園の様なガラス張りの建物があるので行くことにしました。

やまくに町タウンホール。
サイクル・ターミナルはこの裏にありレンタサイクルもしています。
総ガラス張り。お金かかっています。

お腹が空いていたので、
中のカフェで、ソフトクリームを買いました。(250円)
これがボクの昼ごはんです。

帰り道。やまくに町は高度が中津市内より150m上がっています。
帰りは緩やかな下りになるので、漕ぐのが楽です。ジミ~ではありますが、この橋も鉄橋跡。
線路は進むよ。どこまでも~。

走っていると、北九州のおじさんが、自転車を停めて何か拾っています。ワタシは横で止まり
「何を拾っているんですか?」
と、聞きました。
「ドングリがいっぱい落ちてるんですよ。」とのこと。
自転車の後ろタイヤの左にドングリが置いていあります。

(上の写真を引き伸ばしました)
山栗を拾っている人はいましたが、60歳過ぎと思われるおじさんが、
ドングリ!?
・・・。

「ムム、できる。このおじさんは、できるぞ~。」
ボクのかなう相手では、なさそうです。

帰り道もサイクリングターミナルに立ち寄りました。
サイクリングターミナルの建物です。
本当はどけてくれるとありがたかったのですが、写真に写っているおばさんは自転車の練習に必死です。
「だ、だ、だいじょうぶですか?」
と声をかけたくなるほど、まっすぐ進まずフラフラ運転です。
「ばんばれ~!!」

これからサイクリングのようです。
レンタサイクル用の自転車を選んで、子供たちが同じ所をくるくる走っています。
さっきのおばさんとは全然違う見事な走り。 元気~!!

馬渓橋(ばけいばし)。
ちょっと自転車道からそれますが、帰り道にこの橋を見にきました。
山国川に架かる石積アーチ式の橋の中で三大名橋の一つ。
大正11年に、当時架かっていた橋が大洪水で流出したので、この橋が架けられたそうです。

馬渓橋を渡りました。
現在も、地元の人の生活に役立っている現役の橋なのです。

お腹が空いたのでちょっと寄り道。小谷瀬パン工房。
オランダ橋の近くで、パン屋さんを見つけました。パン工場です。
作りたてのパンを食べるとができます。
アンパンと、酒蒸しパンを買いました。

アンパン(110円)。
道路の向かい側にも、お店を出しています。
店の横にテラスがあるので、そこで頂きました。
昨日からアンパンがムショウに欲しかった。
昨日行った中津のスーパー・ゆめタウン内のパン専門店はアンパンを置いていませんでした。
「やった~!!アンパンだ~!!」迷わず、頼みました。
もっちりの食感。美味しい~!!

酒蒸しパン。(110円)
これも、美味しい。
もともと、ボクは蒸しパン大好き!!
家内、子供達共に、蒸しパンは嫌いなので長い間食べられずにいました。
今は子供は家を出て、家内と2人。
それでも、蒸しパンが食べられません。
旅行に来た時くらい食べにゃ!!

サイクリングロードは、JR中津駅まで続いているそうなので、帰りは来た道の国道212号線を使わずそのまま走りました。
でも、中津市内は、サイクリングロードというよりは歩道です。

JR駅前1kmの所がサイクリングロードの終了点(且つ始点)。
ん~。どうでしょう?
ここから走るのも、良いかもしれませんが、国道212号線を使うのも良いかも。

ホテルに3時半頃到着。ロビーでは3つのテーブル(3組)で結婚式の受付をしています。ボクは、汗臭い服に、お尻ぴったりのスパッツ姿。
ヘルメットをかぶっていたので髪の毛はクシャクシャです。
ホテルのカウンターは一番奥なので、ドレスアップしてグラス片手に談笑する大勢の若い人の間を、
「ごめんやっしゃ。ごめんやっしゃ。」と腰をかがめて、コソコソとカウンターまで行き、部屋のカギをもらってエレベーターまでダッシュ。
なんとか、ロビーを脱出です。

中津市内の見物に行きます。
汗で濡れた服は着替えて出発です。
エレベーターに乗り、1階のロビーのボタンを押し、チーンと鳴り扉が開いたので外に出ようとしました。
下を見ていたのですが、外で誰かが立っています。
視線を上に上げていくと、ウェディングドレスと、キラキラのスーツに身を包んだ新郎新婦が、こちらを向いて立っていました。
「これから、披露宴に行きます。」という状態です。
ここは、ロビーではなく、結婚式の控えの部屋のある3階でした。
「あっ・・・。ごめんなさい。」と頭を深く下げて謝りエレベーターに戻ると、新郎新婦の横に付き添っているホテルの人が、
「どうぞ、先に行ってください。」
と言われ、ボクはそのままドアを閉めました。
「何で謝らんといかんかったんや?」と思いつつ、ロビーで下り、フロントに鍵を預け、再度、ドレスアップした人がいっぱいいる中を、
「ごめんやっしゃ。」と、コソコソ逃げるようにホテルを出たのでした。

中津は福沢諭吉しぇんしぇいの出身地。
JR中津駅、正面玄関前に、デ~ンと銅像がおられます。
「勉強せぇよ~!!」と、おっしゃっているような。
「ん~。ごめんなさい。」

中津城。
鉄筋コンクリートで再建されています。中は、資料館になっています。(入館料400円)

晩ごはん中津の商店街の少しはずれにある宝来軒。
ラーメン(700円)を頼みました。
麺が細~い。そうめんみたい。替え玉もしました~!!
120円です。






本日の走行距離は84kmでした。

2011年10月10日月曜日(体育の日)
ホテルの朝食。
昨日と同じやんけ~!!
というご意見もございますでしょうが、お豆腐がある、小魚がある、ヒジキがある。パンも今日はトースターで焼きました。
何より会場が、昨日は2階やったのに、今日は3階になっています。
この後、昨日と同じくいっぱいカレーを頂きました。
(美味しい。本当に美味しいバイキングです)
中津は唐揚げが有名。
ホテルのバイキングにも、出してくれています。


本日は、中津市から、北九州市JR小倉駅まで走ります。
特に、観光の予定はありません。
早く帰ろ!!

国道10号線を北上します。
歩道があるので歩道を走りました。
交通量が多いので車道は危険!!

北九州市の郊外。
おっと、自転車専用道路がある~!!
中央線も引かれて、北海道の自転車道並み!!
と感動して走りました。
500m位かな? すぐ終わりました。すぐでした。
「気の向いた所だけ整備しました。」って感じ。
もっと頑張ってくれ~!!

小倉北区に到着です。
「えっ。モノレールが走っている。」
25年くらい前に仕事できた時は、あったかな~。
以前に比べてえらい、街になっています。
その分、自転車では走りにくいのです。
車道は、車は多くて怖いし、歩道は人が多くて危ない。
ゆっくり、ゆっくり歩道を走りました。
(駅近くは、人が多いので、押して歩きました。)

小倉駅11時30分到着。
自転車のパックにとりかかると、おばさんが
「へ~。自転車ってそんな風に小さくできるの?」と、ビックリした顔で話かけてきました。
「両方のタイヤを外すと、こんなになっちゃいます。」
他にも、おじさんが、じっと見て行きます。
小倉の人の地域性かしら?見なれないものには素直に興味を示す人が多いようです。
新幹線なので、自転車はそんなに痛みません。
簡単に当て布をして、20分くらいでパックです。

小倉駅12時7分発のぞみに乗ることができました。
自由席2号車の一番後の席が空いていたので自転車も、この通り無事収納できました。

疲れたよ。とっても疲れた。
なにが疲れたって、知らずにJR小倉駅の在来線側で自転車をパックしたので、自転車を担いで、新幹線側まできた距離約100m。
息を切らして階段でホームに上がると、自由席側と反対方向に行ってしまい、気づいて再度戻って自由席の2号車まで歩きました。
列車の出発時間に余裕がなかったので大急ぎです。
車内に入ってから汗が、噴き出して止まりません。
(リュックから服を取り出して着替えたくらいです。)
腕の筋肉が笑っています。
新幹線利用の自転車旅行は、上半身が鍛えられます。

今回の自転車旅行の総走行距離は、227kmでした。

メイプル耶馬サイクリングロード。
とっても、とっても素晴らしい自転車道です。
走れて良かった~!!