2019年7月17日水曜日

ディープなベトナム旅行!!

2019年7月8日(月曜日)


今日から1週間ベトナム旅行に行きます。
目的地は、ホーチミン。
会社に研修生として働いていたアインさんが昨年ベトナムに帰国。
同じく親しくしていたサンさんが先月(6月)帰国。
2人がベトナムを案内してくれることになりました。
旅行社のツアーでは経験できないディープなベトナムを体験しにGO!!



関西空港10時30分発ベトナム航空321便で出発です。
チケットはエクスペディアで購入。往復42000円。(安い!!)
機体はボーイング787。新機種やんか!
座席は3人掛けの椅子に2人で、隣の席は空席の状態。
両方のひじ掛けが使えて、ええ感じです!

出発して間もなく、飲み物とスナック菓子が出ます。
飲物はスパークリングワインを注文。
スパークリングワインなんて普段飲めない。
ここぞとばかりに注文したのでした~。


ベトナム航空のお昼ご飯。
日本食、洋食と2種類から選べますが、後方座席のボクのところでは洋食オンリーになってしまった。別に洋食で構いませんけれど~。
手前左から、フルーツセット、ビーフ、海鮮焼きそばです。
飲物はビール。お味は「まぁ、エコノミーでっさかいね。」
贅沢は言えない。おなかは一杯になります。満足です。


ベトナム ホーチミン空港にはベトナム時間の14時15分到着。(日本時間は16時15分)
入国審査、手荷物受取等を終え、晴れてシャバに出たのは14時40分頃。


サンさん(左)とアインさん(右)が、迎えに来てくれていました。
「ジュースでも飲まない。」と誘われて空港ビル外のカフェーで休憩です。

1時間くらいカフェーで話をした後、日本語教室の先生として働くアインさんは、「教室があるので。」と一旦お別れ。
サンちゃんがホテルまでタクシーで連れていってくれました。


ホテルはここ。ホア・ヴィンホテル。
ホーチミン市内から車で30分程度。住宅地の中にある。
(ここは、サンさんの家に近いのです。)
お値段1泊40,000ドン(約2000円)
4泊するので8,000円也。安い!!
豪華じゃないけれども、悪くもないって感じ。


サンさんと夕食。
地元の人が行く庶民的なお店に入りました。

「これフォー?」と聞くと、「フーティウ。」と言うらしい。
麺は、フォーと同じく米粉で作った麺。
中には、エビ、牛肉、ウズラの卵入り。
サンさんの指導を仰ぎながら食べます。
肉やエビは取りだして、小皿に乗せたチリソースなどに着けて食べる(らしい)。
野菜をたっぷり入れて食べるのがベトナム風(らしい)。
スープは甘め。酸味が欲しい場合は、スダチを絞って入れます。
美味しい!!
お値段200円というお安さ。お安い夕食となりました。



2019年7月9日(火曜日)

朝ごはんはサンさんが買ってきてくれました。
ホテルのレストランで食べます。
上のかまぼこのようなものはジャーゾーと言うらしい。
「ナンプラー、大丈夫ですか?」とサンさん。
「好き好き。」と答えるとビニール袋に入ったタレをかけてくれました。
(写真左上端、サンちゃんが手に持った袋がタレです。)

右の黒い果物は、マンゴスチン。
見るからに美味しくなさそう。「どうしよう。」
って感じです。

ジャゾーや、天ぷら、モヤシの下には、餃子のようなものが。
これは、バインクオンと言う(らしい)。
米粉で作った皮に包まれており、中身はミンチと野菜が入っています。
ツルっと食べられます。美味しい!!

マンゴスチンを、サンさんが剥いてくれて「はい、どうぞ。」
って感じ。
剥いてくれたので、食べなければ失礼になる。覚悟を決めて食べねばなりません。
柔らかいので、指でつかもうとすると潰れてしまいます。
このまま、口に入れて食べると・・・。
あら? 甘くて、ジューシーで美味しい!!
「あの、もう少しいただけますか?」と、あと3個ほどいただきました。
サンちゃん、買ってきてくれて、ありがと!!



本日は、ホーチミン郊外にあるレジャーランドに行きます。
バスを乗り継いて、ここまで来たました。
バス代、1回30円ほど。
乗車すると、すぐ出発。ドアが閉まる前に出発します。
早く座席に着かないと危険です。
スピードが安定すると、車掌さんがお金を取りにきます。

中はこんな感じ。広い敷地に遊園地や動物園、プールなどが入っています。
一旦入るのにお金がいる上に、それぞれのエリアに入るのにもお金がいります。
「いくらかな~?」
サンちゃんが、払ってくれたので、よくわかんな~い。

プールにも行ってみました。泳ぎはせず日影で椅子に座って見学です。
風が少し拭くとプールサイドは結構涼しい。
気温約34℃で熱いので、日陰で休憩です。

続いて向かったのは、ワニ園。多くのワニがプールの中にいます。
怖そう~!!


ここでは、30円ほど出すと「ワニ釣り」ができます。
竿の先に紐で肉をくくっているだけですが、サンちゃん、ヒット!!
サンちゃん余裕の表情ですが、実はワニをここまで上げるのにはすごく力がいる。
ボクもやりましたが、「ウ~ン」と思い切り力をいれても上がりません。
サンちゃん、力持ち~!!



お昼ご飯は、園内の屋台のお店で「BANH MI THIT(バンミー ヒット)」
を注文。
お値段10,000ドン。
って、いくらだ~。というと50円ほどです。

これが、50円のバンミー ヒット。
バンミーは、フランスパンのこと、ヒットはお肉のこと。
ベトナムは以前、フランス領だったので、フランスパンが美味しいのです。

中身はこんな感じ。野菜や肉が入っていて食べ応えがあります。
サンちゃんは、全部食べるのに苦労していました。
(「ここのバンミーは、美味しくない。」と、おっしゃっていました。)


お昼からはショッピングモールのGIGA MALLへ。
最近できたそうで、サンちゃん日本に来た3年前には無かったそうです。

中はこんな感じ。
レストランからスーパー、シネマホール、ゲームセンター等なんでもあります。
な~んか、ベトナムっぽくない!
すごい近代的なお店ばかりです。

スーパーで買い物をして、椅子に座ってサンちゃんはメールのやり取り、ボクも無料wifiがつながったので、ヤホーで日本の情報を検索しながらお腹が空くまで時間をつぶしたのでした。

5時30分頃。お腹も空いてきたので夕食に。
ショッピングセンター内のレストランで食事です。

ボクが注文したのはこれ。これは正真正銘フォーです。
(この店での正式名は、「フォー サップ カム」。たぶん「お肉たっぷりのフォー」ってな感じと思います。)
野菜をいっぱい乗せるのがベトナム風・・・。
ですが、パクチをそのまま乗せると。「ダメ。」
とのこと。
パクチの茎は食べられないので、葉っぱだけちぎって入れるそうです。
お値段59,000ドン(約300円)でした。


帰りのバスを待っている間にパチリ。
ベトナム(特にホーチミン市)は、とにかくバイクが多い。
スピードは、そんなに出していないと思う(40kmくらい)けれどもお互いの距離がとっても近い。
クラクションをすぐ鳴らすので、とってもうるさい。
左端の反対側を向いた2人乗りのバイクは、反対車線に出ようとしている。
クラクションを、ビービービーと連続で鳴らしながら、向かってくるバイクを避けながら反対車線に出たのでした~。
無理。ボクにはそんなこと絶対無理です。恐るべしベトナムライダー。


本日はこれでおしまい。
スーパーで10,700ドン(約60円)で買った「333(バーバーバー)ビール」をホテルで飲んで20時には寝たのでした~。
おやすみ~!!



2019年7月10日(水曜日)

今日はアインさんが休みを取ってくれました。
さらに、ホーチミン市内でリンちゃんという女性に会う予定。
本日は4人でホーチミン市内観光です。
まずは、朝ごはん。
ホテル近くの、朝ごはんやさんでいただきます。
(ベトナムの人は、朝ごはんを作らないで外で食べる人が多いそうよ。)

これが、朝ごはんのブン。ボクはフォーと区別がつかない。
麺の形が違うらしい。(ブンはやや太めの丸型。フォーは細めの長方形;きしめんの細い感じ。)
あげ豆腐、トマトの他に、黒いのは、寒天みたいな食感。(味はしない)
お値段22,000ドン(約110円)。

アインさんと一緒に朝食です。
実はアインさんは、先月結婚したばかり。
「旦那さんをほって、ボクに付き合わせてすんません。」

タクシーでホーチミン市内に向かいます。
あの高い建物はランドマーク81。南アジアで一番高いビルだそうよ。
タクシーの運転手さんによると5階まではお店が入っていて、それ以上は事務所だそうよ。
周りのタワーマンションは超高級マンション群。
実はベトナムは経済が急成長中で、土地の値段もどんどん上がっている。
高額所得者が住んだり、投資対象として購入するそうです。
(社会主義国のベトナムでは、土地は国のもの。土地の使用権を売り買いしている)


ここでリンさんと合流。
リンさんも元研修生で、先月サンさんと一緒に日本から帰国したばかり。
バイクで来てくれました。


まず向かったのは郵便局。
アインさんは夕方から仕事の為「楽な格好できた。」とのこと。
リンさん、サンさんは少しオシャレをしています。
若い女性が、ホーチミン市内の中心地を歩くわけですから・・・。


郵便局内部。観光客でいっぱいです。ここから自分の国に郵送するのが良いみたい。
多くの外国人がはがきを書いていました。
お土産屋さんもイッパイ入っています。

郵便局の向かいには、これも観光スポットのホーチミン教会がある。
しかし、今は改修工事中。
塀で囲まれて中に入ることはできません。

郵便局の隣の路地は、本屋さん通り。
多くの本屋さんが軒を連ねます。

でも、ここは写真スポット。
本を読んでいるこの女性、実は本を読んでいるフリをしている。
写っていませんが、手前でカメラを構えた人が写真を撮っています。
右端のカメラを構えた男性は、その先の本を読んだフリをしている女性を撮っています。

サンさんとリンさんも、読んだフリして写真を撮り合っていました。
確かに、本を読んでいる女性は知的に見えて魅力的ですもんね。


「少し休憩。」と向かったのはICED COFFEE。
リンちゃんの大好きな歌手が経営するお店。

店の壁には(ベトナムで)有名人のサインが並びます。
アタシャ、全然わからないけれどもリンちゃんは興奮気味。
若い女性って良いっすね~!!


注文したのは、ボクはマンゴー・アイスティー。
マンゴーなんて、ア~タ日本じゃどえらい高いじゃありませんか。
ベトナムでは、50,000ドン(約250円)。

彼女たちは、ピーチ・アイスティーをオーダー。45,000ドン(約225円)。
ピーチはベトナム人にとっては珍しいらしい。


休憩後向かったのは、お寺。ベトナム人の80%は仏教徒。
彼女たちにとっても、お寺は大事なところ(らしい)。
ベトナム戦争があって、日本のように古いお寺は残っていない。
鉄筋コンクリート造りの近代的なお寺です。

少し早く4時過ぎに夕食を取ります。(お寺の横にレストランがあります。)
注文は3人に任せました。初めて見る料理が多いのでボクには全然わかりません。

まず前菜。ソーセージみたいなのはジャーゾーと言います。
食べると中に歯ごたえのある食材が散りばめられてコリコリした食感。

葉っぱに包んだ食べ物は開けるとこんな感じ。
寒天の中に、薄いカステラが入っている感じ。
甘くて「こりゃ、デザートやな。」って感じです。

最初に出てきたのは、ベトナム春巻き。タレのナンプラーを付けていただきます。
歯ごたえパリパリ。ん~、美味しい!!



続きまして、焼き飯。火であぶった本物の焼き飯。
カリカリでとっても美味しい!!
日本では、ちょっとお高い中華料理店でしか食べられない味。

野菜と肉の炒め物。キュウリの他に真っ白い棒状の野菜が入っているのですが、それはココナッツ。ココナッツ単品ではそんなに味はしない。
白いおかきの上に乗せていただきます。

トリは鍋。日本で鍋は冬の食べ物。でも、年がら年中暑いホーチミンでは夏でも食べる。
手前に見える緑の野菜は、葉っぱがねむの木の葉のように閉じている。
海藻らしい。美味しいんでしょうか?不安が残ります。

フォーの麺をおわんに入れてその上に鍋の中身を掛けます。
ちなみに、左の皿の上に残っている茶色い野菜は、バナナの花だそうです。
鍋に入れると、シナっとなります。

いっただきま~す。スープは濃い目の少し辛め。
バナナの花も、ねむの木に似た海藻も口当たり良し。
あまり味はしないので、美味しいかどうかわからない。
でも、全体しては美味しかったっす!!
御値段しめて560,700ドン(約2,800円)でした。


食後、全員でホーチミン市内までタクシーで戻りました。
本当は案内したい場所があったらしいのですが、タクシーの運転手が道に迷い着くことができませんでした。
ボクは、「もう今日は満足です。ありがとう。」
と言い、お開きにすることに。


リンちゃんは、バイクタクシーを呼んでバイクを止めているところまで出発です。
お値段10,000ドン(約50円)。やっぱ、お安い。



ホテルに帰って休んでいると、夕方から日本語学校で仕事をしているアインさんからメールで「夜食でも一緒にどうですか?」とのこと。
「夜食はいらないけど、飲み物なら付き合う。」
と夜の9時半に会う約束をしました。

アインさんのバイクに乗ってきたカフェー。
時刻は22時前。なのに店の中はいっぱいの人です。

アインさんは、「お腹が空いた。」と近くの店で夜食を買ってきました。
ベトナムのカフェーは持ち込みOKとのこと。
お米を揚げたものに、鰹節に甘いたれをかけたようなものを乗せてある。
勧めてくれましたが、夜の10時近くに食べるとしんどくなるやんか。
しか~し、アインさんはカリカリ美味しそうな音を立てて食べています。
誘惑に負けて、少しだけもらうと「美味しい!!」
「もう少しちょうだい。」と、もう2切れもらいました。

ムムム。ベトナムの食文化は、奥深いものがある。


2019年7月11日(木曜日)

本日は、片道2時間ほどのバスツアーに参加。
朝早く6時にサンちゃんがホテルに迎えに来てくれました。


朝ごはんはホテルの近くのお店。

メニューはベトナムの朝食の定番。フォー。(正確にはブン)
フォーより麺がやや太い。
野菜を乗せて、スダチを絞って・・・。
ベトナムも4日目食べ方も慣れてきました。
ただ、ハエが多いのには閉口。気を抜くと野菜の上に止まります。
(この店に限らず、ベトナムはハエが多い。体にも止まるので気持ちが悪い。)
これだけハエが多い場所で調理して衛生上だいじょうぶなのこどうか?
疑問が付きます。

タクシーでホーチミン市内に行き7時30分出発。
ホーチミン市内から東に約2時間。
海岸線を目指します。
お客さんは、欧米系とベトナム系のお客半々くらいで30人くらい。


1時間ほど乗車後、サイゴン川をフェリーで渡ります。
橋を建設中ですが、まだ、フェリーでしか渡れないのです。
乗客はバスから下ろされて2階の椅子に座って出発です。
写っているのはボクらが乗車しているバス。
バイクは隙間があれば詰め込む感じ。
バスと車の隙間にも入れてしまいます。

こんな感じ。
隙間まで入っての乗なくビッシリって感じです。

約15分で到着。
車もバイクも詰め込んでいるので、歩行者は狭い隙間を抜けて下船です。
一応歩行者側の車は止めてくれていますが、反対側のバイクや車はダッシュで下船しています。


目的地に到着。
まずはモンキーランド。数千匹の野生の猿が住んでいます。
野生の猿ですが、エサを貰いに近づいてきます。
可愛いような~、怖いような・・・。
「メガネは、外してください。」とのこと。
猿は、ジャンプして眼鏡を取って、そのまま森に消えてしまうとか。
ボクはメガネはしていませんが、スマホ、カメラ等取られて困るものは厳重確保しました。

ボートに分乗して川をさかのぼります。
手を振り見送るのはガイドさん。右手には猿対策の警棒をもっています。


ジャングルの中をモーターボートでさかのぼります。
「あれ?これってベトナム戦争の映画でみたような風景!?」

で到着したところは、ベトナム戦争時どうやってアメリカと戦ったかを再現した展示場に着きました。
これは全て人形。
ベトナムも、自分たちが経験した悲惨な体験を残す努力をしています。


次に向かったのは、鮮魚市場。
入り口のところで、サトウキビジュースのプレゼント。
サトウキビから絞ったジュースです。
まろやかでジューシーな甘さ。氷で冷やしているので冷たくて美味しい!!
特に今日みたいに暑い日は最高のごちそうです。


サンちゃんは「家の人のお土産に。」と物色中。
なんでもここは、ホーチミン市内の半分以下の値段で買えるそう。


ここで買ってお昼ご飯のサイドメニューとして食べることができる。
サンちゃんは、巻貝をハマグリを買って焼いてもらっています。

それがこれ。ハマグリの醤油焼きの上にピーナッツとネギをかけています。
美味しい!!

こちらは巻貝。
こいつはクセモノ。爪楊枝でつつくくらいでは出てきてくれない。
指でつまんで思い切り引っ張り出す感じ。
手がベトベトになります。お味はコリコリして美味しかったです。

通常のお昼ご飯はこちら。
お鍋です。暑いのにベトナム人はお鍋大好き。
ハフハフ汗が噴き出します。

海鮮鍋です。
同じ席には北部のベトナムからきた人達3人。
(サンちゃんによると言葉遣いが違うのですぐわかるそうです。)欧米人の夫婦。(すごくかっぷくの良い夫婦です)


おわんに取るとこんな感じ。エビに白身の魚の他に、イイダコ、イカなど入っています。
あっさりスープで美味しい鍋です。



食後にちょっと海岸を散歩。
残念ながら潮がひいて海ははるかかなた向うにある。
あまりキレイでもない。
はるばる2時間バスに揺られて来たのにな~。

下車はホーチミン市内。
そこは、有名なベンタイ市場の近く。
見れば観光客でにぎわっています。「行きたいな~。」と言うと、
「あそこは高すぎる。店員は英語を話すので観光客には良いけれど・・・。」
とサンちゃん。
「え~、高いの?みんな安いと思って行っているのにね。」
そういえば地元の人は、全然いません。


今日の夕食は、ホーチミン市内で屋台で買ったバンミとビール。
お値段200円ほど。
ずっと夜ご飯を付き合わせていたサンちゃんを、今日は開放です。
(海鮮市場のお土産もあるし、家族水入らずで夕食の方が良いかと気を使いました。)
これだけでも、結構お腹いっぱいになる。
今日はバスに揺られて往復4時間。
少し疲れた。8時にはお休みです。



2019年7月12日(金曜日)

本日でホーチミン市内のホテルはチェックアウト。
夜9時半から夜行バスに乗って、リゾート地へのツアーに参加します。

今日はアインさんが、相手をしてくれます。
でも、仕事で11時から13時までは抜けなければならないらしい。
(忙しいのね。ごめんね。)

朝ごはんは一人でフォーのお店に出かけました。
周りはオール・ベトナム人。不安!!
「フォー。」と言って、人差し指で「ひとつ。」とオーダー。
できるやん。一人でちゃんとオーダーできたやん。
ちょっと、慣れてきた感じです。
野菜を乗せて、カボスをギューッと絞って酸味をだしていっただきま~す。
美味しい!!フォーはベトナムの朝食の定番なのです。

食べ終わって値段を聞くと・・・。
お値段「ハイ・ムイ・ンギン」とのこと。
ハイは「2」。ムイは「10」。それでハイ・ムイは「20」のこと。
ンギンが「1000」
で、ハイ・ムイ・ンギンで20,000ドン(約100円)のこと。
理解できた。付け焼刃ですが、数字は覚えておいたのでした。
まぁ、だいたい値段は100円だろうと思ってはいたんですが・・・。


アインさんは9時すぎにホテルに迎えに来てくれました。

案内してくれたのはホーチミン市内の日本人町。
写真は日本庭園をもした池の周りにいくつかの事務所が入っています。

アインさんが、事情を話すと「一緒に連れておいで。」とのことで、急きょアインさんの日本語学校のミーティングに同席することとなりました。(ええんかいな?)
場所は日本料理のお店(らしい)。


約束の時間(11時)までカフェーで過ごすことになりました。
やたら欧米人がいっぱいいます。
どうも、事務所が近くにあるらしい。

注文したのはマンゴージュース。
マンゴージュースと言うよりもマンゴーシェーク。
これが、とっても美味しい。メッチャ美味しかい。
本物のマンゴーの味が、口の中で広がります。
マック・シェークの10倍美味しかったのです。


待ち合わせ場所に行くと、校長先生がすでにおられ、
「ラーメンでも一緒に食べましょか?」とのこと。
アインさんに、新しく来る日本語学校の先生(日本人)を紹介することが目的でした。
その人は一旦、日本に帰るそうでアインさんに会わせたかったそう。
そこにボクが同席しております。
無事顔見せもおわり、晴れてアインさんは無罪放免となりました~。


ホーチミン市内には、サイゴン川が流れており、クルージングもできる。
あまり乗り気がしなかったので、クルージング発着港のカフェーで時間をつぶすことにしました。

またもマンゴーシェークを注文。
これも美味しい!!

 川沿いのテラスにのんびり座る・・・、従業員。
そう、この人達は全て従業員さん。
ベトナムなんですね~。
客が来なくて暇になると、客用の椅子に座って談笑しています。


夕方6時に仕事終わりのセインさんと合流。(左側がセインさん)
アインさんと同じく、元技能実習生。
セインさんは、日系精密企業の営業として働いています。
バスの出発前に、一緒に夕食を食べる約束をしていたのです。

サンちゃんも合流して、4人で夕食です。

レストラン「ngon」。
とにかく大きなレストラン。
店自体が大きい上に、ホーチミンの他にハノイ、カンボジアのプノンペン、ドイツのベルリンにも出店しているそうよ。

まずは、かんぱ~い。
ボクは、手前のココナッツジュース。
本物のココナッツにストローを刺しただけの飲み物。
ん~。優しい甘さの味。初めての味です。


まずは鶏肉。テリヤキに近い味付け。
ベトナムで食べる鶏肉で気を付けなければいけないのは、骨ごと切っていること。
このままかぶりけば、歯が折れる。骨をぺっぺ出しながら食べないといけません。
でも、美味しい!!


豚肉をゆでたものを野菜と一緒にいただきます。
白いおかきのようなものに乗せて一緒にいただきます。
サクサクおかきに、野菜と豚肉が合います。


豚肉のステーキ。白いのはご飯。黄色いのは、ミンチ肉を卵で挟んだもの。
豚肉と卵焼きの間にあるのは、バナナの花を炒めたもの。
ベトナムは、ナイフを使わない。
セインさんが、お箸で押さえてスプーンで切ってくれましたが、苦労していました。

自分のお茶碗に取り分けて、いっただっきま~す。
美味しい!!豚肉の味付け最高!!
ご飯が何杯でも食べれそうです。



最後に出てきたのはこれ。
デザートか?と思いましたがさにあらず。
甘くない。

スプーンで半分に切って、レタスに乗せて、ついでにパクチの乗せて、くるっと巻いて食べます。
ヘルシーなお味です。

サンさんとセインさんとで、お代わりのジュース。
みんなとっても仲が良いのです。

お会計を払おうとすると、セインさんとアインが席を立ってどこかに行ってしましました。
帰ってくると、「払っておきました。」とのこと。
「え~。出すよ。」と言ってもお金は受け取らず、おごってもらうことに。
な~んか、わるいっすね。



夜の10時にバスは出発。
セインさんに見送られて出発です。
バスで、ミンさんとハンさんが合流。5人でリゾート地へのツアーです。
向かう先は、ホーチミン市より北へ約200km。
ヌイチュア国立公園 カムランです。
バスは2階式の座席。メッチャゆったり寝ることができます。
日本で何度か夜行バスに乗りましたが、こっちのバスの圧勝!!



2019年7月13日(土曜日)


朝6時に現地到着。
さっそく、朝ごはんです。バスの中は土足厳禁。
各自ビニール袋に靴をいれて保管しますが、ちょこっと出る際にはスリッパを用意してくれます。

朝ごはんのレストランの様子。
食券が配られ、食べ物と飲物を各自で選びます。

麺類のコーナー。好きな麺をしているすとスープをいれくれて出来上がり。
麺は、春雨みたいなのから、ブン、フォーとあります。


5人が選んだのはこんな感じ。
ボクはフォー麺を選びました。右横のアインさんはパン(バンミ)。
他の皆は野菜の量が多い。
ベトナム人は野菜をたっぷりとるみたいです。ヘルシー!!

朝食後、1時間半ほど再度乗って、着いたのはビーチ。

私以外は泳ぐ気満々。水着持参で来たとか。
「ええ~。水着が見れるの?」と、期待でワクワク・ドキドキ。
もしかしいて、ビキニ?

それがこれ。
少し海から上がった一瞬をパチリ。ミンさんはまだ海の中。
(左端が、ハンさん。)
「おい!! 普通の服やないか!!」と怒りたくなる水着です。


2時間ほど泳いで、船に乗ってお昼ご飯です。


15分ほど船に乗って着いた所は船上レストラン。

なにせ海の上ですから、網を下ろせば天然いけすです。

テーブルは9人席。
ボク達グループは5人。お向かいさんは4人家族。
超重量級の4人家族です。
ボク達グループの4人は若いお嬢さん達ですから、そりゃもう良く食べる。
しか~し、お向いさんの重量級家族の食欲たるや、圧倒されます。


来る皿来るさら、どんどん空いていきます。

締めのお鍋に点火。海鮮鍋です。
「お~い。白飯そんなについでどうすんね~。」
って感じですが、そりゃもう、全部食べはりました。


フォー麺をおわんに入れてからそこへお鍋の中身を入れるのがベトナム風。
ミンさんが、鍋奉行。全部作ってよそってくれました。

こんな感じでいただきます。ボクは何もせずいただくだけなのです。

あ~お腹いっぱい!!
しか~し、彼女達の食欲はまだ収まらない。
この地域は伊勢エビの養殖がさかん。
「伊勢エビを注文してきた~!!」とのこと。

それがこれ。
1人500gのエビ1匹。お値段1500円程。
まぁ、日本で伊勢エビなんてめったに食べれませんもんね。
美味しかったです。
でも、お腹いっぱいでしんどい!!

再度船に乗って島に上陸。

カートに乗って島の展望台まで行きます。
(手前の、こっちを見てないのがミンさん。)


これが頂上からみた海。
キレイな海が広がります。


本日のホテルはこちら。1泊約2500円。
ホーチミンのホテルに比べても広い!!
ゆったりできます。


夕食はバスで約10分ののレストラン。PHO BIENN(フォービエン)で。

メンバーはお昼ご飯と同じ超重量級4人家族と。
「まじか?」と思いました。上左から、焼き飯、鶏肉、野菜サラダ。
手前左は牛肉と野菜サラダ。
鶏肉のお皿の一番手前。
鶏の頭が丸々です。知らずに取ったボクに
「食べれますか?」とハンさん。
「えっ?」と気づいたボクは、そっと戻したのでした~。
「食べれるかい!!」

これはエビ。さすがに海鮮は美味しい!!
左の皿には、ボクがそっと戻した鶏の頭がころがっています。
何度か食べて入る貝の焼き物。
上にはネギとピーナッツを砕いたのが乗っています。
美味しい!!
あちら側には、空いた皿が積み重ねられています。
ボク達の出来では、来る料理はすぐ空になってしまいます。

帰りは希望者だけ途中でバスを降りて公園を散策。
ホテルへの帰りでサンさんら3人が「CHE(チェー)」を食べたいとこことで屋台で購入。
ボクはお腹がいっぱいの上に「チェ」ってなんだ?
という状態なのでご辞退申し上げました。

これが「チェー」。
聞けば、あま~いデザートとのこと。
甘く煮た豆、芋、寒天が入って氷を溶かしながら食べるらしい。
ホテルまでの帰り道も、チュッチュ吸いながら歩いていました。
1杯50円くらいらしい。


チェーも食べ終わり、ホテルまで帰ってくると、カフェーで休憩。
「ん~。ボクはもうホテルでゆっくりしたい!!」
でも彼女達は、もっと話がしたいらしい。
アイスコーヒーを飲みながら、しばらく歓談をするのでした~。
ベトナム語で話をする彼女達を、
「若いって良いな~!!」と見守るおじさんでした。



2019年7月14日(日曜日)

本日夜にホーチミン空港から帰国予定。(正確には15日になった12時15分発)
昼前出発して、バスに揺られて9時間かけてホーチミン市内に向かいます。

しか~し、最終日にして体調最悪です。
お腹を下してしまった!
何が悪かったのか??

生水は絶対だめなので、歯磨きの際も最後はミネラルウオーターで口をゆすぐほどの注意のしようだったのに・・・・。
ハエがたかった野菜が悪かったのか、お店で出される氷が悪かったのか・・・。

9時間のバス移動に非常事態があっても困るので、朝から食べ物は食べず、水は控えめ、とにかく安静にしました。

無事にホーチミン空港に到着し、アインさん、サンさん、ハンさんに空港まで見送りに来てもらいました。
再開を約束して無事帰国したのでした~!!

ベトナム人にはOKでも、日本人ではアウトの飲物or食べ物があるみたいです。
皆様、お気をつけてベトナム旅行をお楽しみください。

ヘン・ガップ・ライ。
(ベトナム語で「さようなら。」という意味です。)