2017年5月16日火曜日

長崎から福岡まで。

2017年5月9日(火曜日)

長崎から博多(福岡)まで自転車で走ります。

福岡市内に住む長男が、町乗り用に自転車(2009年式GTR4)が欲しいとのこと。
ボクの住む奈良県から福岡県への自転車送料は、6000円以上かかる。
それなら、
「長崎から福岡まで自転車旅行して、長男宅に置いて帰ろ。」
と決めたのでした。

長崎空港からは、バスでJR長崎駅まで移動。
当初、自転車で走る予定でしたが、天気が悪かったのです。
ホテルは、JR長崎駅近くの、ホテル ウィングポート長崎。
朝食付き1泊6,880円で2連泊します。

「あの~。自転車はどこに置けば良いですか?」
と聞いて、置かせてくれたのがここ。
ホテルの入り口のすぐ横です。雨にも降られません。
普通、ホテルの入り口近くに自転車を置くのをとっても嫌います。
遠く離れたホテルの裏に置くのが一般的。
でも、ここのホテルは親切。
感謝です。


夜ご飯は、中華かたおか。
時刻は18時過ぎ。
まだ、そんなにはお腹が空いていない。
でも、混む前に夕食にします。
場所は、JR長崎駅のすぐ前。
宿泊しているホテルにも近いのです。

ここで注文したのは、皿うどん。
な~んか、無性に皿うどんの硬くて細い麺の食感をたまらなく食べたくなりました。
お値段850円。
持ってきてもらって、「わ~。きれい!!」と感激。
いろどり鮮やか、ぴかぴか輝いています。
一口食べて、「美味しい!!」
イカや、きくらげのコリコリの食感がたまりません。
野菜も、シャキ・シャキです。

ホジホジして、中身をアップ。

初めて、皿うどんを食べたのは、高校生の修学旅行。
そう、長崎に修学旅行に来て初めて食べたのです。
「なんじゃこれ?チキンラーメンのお湯を掛ける前の麺やんか?」
と、大ブーイング。
永らく嫌いでしたが、試しに食べた皿うどんが美味しかった。
アンにしっとりからんだ麺の美味しさに気づき大好きになりました。
今回も、カリカリの麺にしっかりアンをからませて・・・。
美味しい!!


長崎に、来たからには外せないのはカステラっすよね~。
家内は、カステラが好きではないので、お土産にはならない。
でも、長男へのお土産に買っちゃいました。
松翁軒(しょうおうけん)の0.6号カステラ1,188円。
知らない名前ですが、長崎県内での人気はNO.1らしい。
県外では、あまり売らないお店らしい。


これが、後日福岡市内の長男の家で開けたカステラ。
もちろん、ボクもいただきました。
しっとりしたこの柔らかさ。
たまらんです。
焦げた黒い所が大好き。
黄色い所より好きかも・・・。
カステラ、だ~い好き!!


2017年5月10日(水曜日)

ホテルの朝食です。
野菜多めのヘルシーメニュー。
2連泊なので、初日は、和食中心でピックアップします。
明日は、パン食だ!!


お粥が大好きなボクは、ご飯ではなくお粥をピックアップ。
お粥と梅干は、最強のコンビです。
(家では、家内がお粥嫌いなので、風邪ひき以外はしてくれない。)

皿うどんもあったので、ピックアップ。
そらまぁ、昨日の皿うどんには到底及びませんが、サイド・メニューで皿うどんが付くところは流石に長崎のホテルです。
美味しい朝食でした。

お腹もイッパイになったし、「長崎観光に出発!!」
と、自転車を漕ぎだして約500m。
自転車の後ろタイヤが、「バーン。」と、バースト。
パンクなんてなま優しいものでない。
近くのビルに響き渡るような破裂音でした。
それがこれ。
チューブは、ちぎれ飛んでいますし、タイヤも大きく裂けています。
チューブは新品を2本持って来ていますが、タイヤは買うしかありません。

さっそく、ホテルに帰ってネットで自転車屋さんを検索。
長崎レベルの都市なのに大きな自転車屋さんがありません。
長崎は、狭い坂道が多いので他の都市に比べて自転車が少ないのです。
「どうするか?」
悩んだ末に思いついたのは、アマゾンで買って、ホテル宛てにタイヤを発送してもらうこと。
まだ、午前中なので、うまく行けば今日中、ダメでも明日の午前中には到着するはず。
注文を済ませ、「後は野となれ山となれ。」と、長崎観光に出かけました。

観光の足は、路面電車。
運賃は120円ですが、一日乗り放題券500円を買いました。
それが、これ。ホテルのフロントで売ってくれます。
でも、まぁ、普通4回乗れば十分観光できます。
長崎は、そんなに広くないですし・・・。
結局、損したりします。

まず向かったのは出島。
これは、出島内の再現模型。
過去、何度かここに見物に来ていますが、来るたび建物も展示内容も、充実しています。
入場料も510円とお高くなっています。

中はこんな感じ。
再現された建物は、中が展示場になっており入って見学できます。
一般のお客さんより、修学旅行生が圧倒的に多いのです。
JKでいっぱいです。

さらに進むときものを着た女性の集団が・・・。
どうも、こちらも修学旅行生のJKみたい。
昔を再現した街に着物姿の女の子が、よくマッチします。

出島にかかる出島表門橋を再建中。
2015年4月に放送したNHKブラタモリでは、まだ橋の場所の発掘調査中でした。
今は、すでに発掘調査が終わり、橋がかかっています。

正面に回りパチリ。
近日中にオープン予定らしい。
木製の床ですが、古い絵の石橋と違い近代的な橋になっています。
当時に比べて川幅が広がっていて、石橋の復元はできないらしい。
他にも予算とか、観光客の便利性と安全性とか・・・。
いろいろとあるんじゃないですか?


出島を、ゆっくり見て回って時刻は11時過ぎ。
長崎旅行の目的の一つは、長崎ちゃんぽんを食べること。
これは、絶対に外せません。
お店は、中華街にある江山楼(こうざんろう)。
これも、絶対に外せないのです。
超人気店だけに、平日と言えども12時を過ぎれば、めちゃごみするはず。
もう出島を出て、中華街に行った方がよさそです。

これが中華街の入り口。出島からは、路面電車で一駅の近さ。
普段ならば歩く距離ですが、なにせ一日券を買っておりますので乗りゃにゃ損です。


これが、江山楼。
お店に行ったのは、午前11時40分ごろ。
さすが人気店。
すでに、お客さんが10人ほど待っています。
聞けば、10~15分待ち。
「待ちま~す。」と、名前を書いて待機です。

席に案内されて、「ちゃんぽん、ください。」と注文。
「普通で良いですか?」とのこと。
特別タイプもあり、上に乗る具が豪華なのです。
でも、ボクは「普通をください。」と、注文。
これが、(普通)ちゃんぽん。お値段864円。
これでも、結構な具の量で十分です。
スープをすすると・・・。
美味しい!!
鶏がらだしの上品な味。
麺は、しっかりした太麺。
その麺が、スープに合うのです。

このお店で初めてちゃんぽんを食べたんのは25年くらい前。
仕事で長崎に来た時に、ガイドブックで知りました。
「何じゃ、こりゃ?」
というくらい美味しかったのです。

さらに3年後、出張で長崎に行った際も仕事仲間と江山楼でちゃんぽん。
仕事仲間も感動してしまったほどでした。

それから約20年少しぶりの江山楼なのです。
でも、スープが少し、変わっているような・・・。
以前着た際には、少し置くと下に沈んでしまうようなスープ。
今回は、沈むことなく安定したスープです。
どっちが、美味しいか?
ん~。20年以上の味ですからね~。
分かりません。

次の目的地は、グラバー園。
中華街からは、路面電車に乗って「三浦天主堂下」で下ります。
路面電車の駅から石畳を上って最初に着くのが三浦天主堂。
中を見学できますが、お金がいります。
ん~。
今回は、パス。
建物だけで十分です。
立派な教会ですこと~!!
で、このままグラバー園へ向かいます。

でも、ボクが向かったのはグラバー園を通りすぎて、10分ほど歩きます。
ドンドン坂。
NHKの「ブラタモリ」で訪れていた場所。
雨が降った時に、雨がどんどん流れるのが、名前の由来らしい。
坂好きのタモリが、えらい感動していた坂です。
坂は嫌いなボクですが、タモリがそんなに言うなら・・・。
と、来た次第です。

何がすごいかというと、このU字溝。
これは、コンクリート製ではなく、石を手彫りでくりぬいています。
そんな手間をかけての、排水溝を現役で使っています。

こちらは、V字溝。
落ち葉が、貯まらないように勢いよく流すためにV字にしています。
U字溝の下の方にあります。
なにせ手彫りですから、型で造るコンクリート製に比べると形にいい加減なところがある。
でも、そこが良いんでしょうね~!

これは下から見上げたドンドン坂。
上からの坂より、下から見た坂の方が良い!!
石畳も良い!!
ボクもこの坂、気に入っちゃいました。

再度グラバー園に向かって歩きます。
今度は、入場します。入場料610円也。

まずは、動く歩道で一番上まで行きます。
ラクチンで行けます。

何故か一番上にも入場ゲートがあり、ボクが着いた時に入ってくるお客さんがいました。
「もしかして、ここから出ると、ブラタモリでタモリが乗った斜めに上るエレベーター(グラバー・スカイロード)に行けるのでは?」
と、推察。
「そうだ、帰りはここから帰ろ。」と決めました。

一番上の建物がこれ。
旧三菱第2ドッグハウスと言います。

建物の上から見た景色がこれ。
長崎の海が一望できるのです。

あれ~?
もしかして、あれに見えるは世界遺産の・・・。
ジャイアント・カンチレバークレーンではあるまいか?
高さ61m。
明治42年にスコットランドから輸入され、150トンまで持ち上げられる現役のクレーン。
世界遺産なのに非公開。
まぁ、お仕事中に、観光客が近くをウロウロしたら迷惑でしょうけれど・・・。
グラバー園から見ると、良く見えます。

こちらは、グラバー住宅。
中には、グラバーさんの資料や当時のお食事が再現されています。
修学旅行生がいっぱい入って行きます。

このまま人に流れて下まで行って、最後はお土産屋さんでおしまい。
「しまった。ボクはグラバー・スカイロードに乗りたいんやった。」
と、人の流れに逆らって、もと来た道へ。
再度、動く歩道に乗って一番上の出口からでたのでした。

これが、グラバー・スカイロードに続く道。
そう、そう。思い出した。
ここでタモリが、案内の長崎大学の先生から街の変遷を説明されていました。

で、これがグラバー・スカイロードの乗り口。
無料で乗ることができます。

今回、故障中で下まで降りることができなくて、途中で下ろされました。
階段を、プラプラ下りながら撮ったのがこれ。
すごくお金がかかっているハズ。
無料で乗れるなんて近所の人、ラッキーっすね。

「とんでもない所に下りるのではないか?」
と、心配しておりましたが、歩いていくとちょうど路面電車の始発駅(石橋という駅です)に着きます。
ブラタモリで、「石橋が道路の下に埋まっていて道路が盛り上がっている。」
と、放送したところです。
それで、駅の名が「石橋」。

そこから路面電車に揺られて2駅め。
「大浦海岸通り」で下ります。
ここから、オランダ坂を上ります。

ここが、オランダ坂。
「長崎の名門、活水女子大学の横の道。」って感じで、比較的短い坂道です。
あっという間に頂上に着いていまします。

そこから大学の周りを歩くように、左に曲がると
感じの良い坂道を発見。
これは、「みさき道」という道。
観音寺へ続く道なので「観音道」とも言うそうです。
古い地図にも名前が載っている由緒ある坂道だそうよ。
グラバーに会うために幕末の志士も通った道らしい。
プラプラ歩いて坂道を下りて行きます。


みさき道を下ると、中華街のすぐ近くに出てきてしまった。
時刻は、15時30分。
せっかく、江山楼の近くに来たので、
「また、ちゃんぽん食べる?」
って感じになりました。
少し早い夕食です。


お店に入って、会計カウンターのお姉さんに
「一人です。」
と、入店しました。
これが、カウンターのお姉さん。(美人です。)

さすがに、今の時間は空いています。
お姉さんは、「こちらです。」と、案内してくれながら振り向いて
「3~4時間前に、来られませんでした?」と言われました。
「はい、お昼に・・・。でも、よく覚えてますね?」
と、ボク。
超人気店だけに、お客さんの数は多いはず。
記憶力のすごいお姉さんにビックリです。

これが、2杯目のちゃんぽん。
お昼ご飯の際のちゃんぽんより、具がうず高く盛られているように見えますが、これは写真角度の問題。

もう少し角度を変えるとこんな感じ。
結構なボリュームでしょ?
これで、「特別タイプ」ではなく「普通」です。
お味は、2杯目も、めっちゃ美味しい。
もう、ボク、満足です。
長崎に来た甲斐がありました。



2017年5月11日(木曜日)

本日の、ホテルの朝食は洋食を選択。
洋食コーナーは、和食コーナーの横にあります。

昨日の、和食も良いけれで、洋食も美味しそう!!
昨日のサイドメニューは皿うどんでしたが、本日は・・・。
カレーっす。
洋食を食べた後、てんこ盛りでカレーをいただきます。
美味しいです。
なにせ、本日は伊万里まで約80kmを自転車で走るのでガッツリ食べておかないと・・・・。
ねっ。

アマゾンから、タイヤが届いたのは午前10時過ぎ。
古いタイヤとチューブは外して準備万端です。
このホテルは、初めて泊まる人は11時をチェックアウトにしてくれる。
だから、ホテルの部屋で作業開始です。
購入したのは、パナソニック クローザー・プラス。
お値段2800円プラス運賃360円の合計3160円也。

部屋の中なので、作業は簡単。
寒かったり、暑かったり、風に吹かれたりで外の作業は大変。
チャチャイのチャイで、作業完了は10時半。
タイヤを自転車にはめて整備して、荷物をまとめて11時前にホテルをチェックアウトです。


長崎から伊万里までは、大村湾の左側を走るのがナビの指示。
JRは、大村湾の右側を通っています。
伊万里までは約80kmです。




パンク修理のために遅れた時間を取り戻さなければなりません。
距離は、80km少し。
飛ばせば11時出発でも、余裕のよっちゃんです。


が、しかし・・・。
長崎を出発して8km程で自転車が再度パンク。
また、タイヤが裂けています。
再度パンクとなれば、これはタイヤと、チューブが原因のパンクではありません。
パンクの位置と、リム(タイヤを付けている金属の輪)の位置を合わせて・・・。
よ~く見ると、自転車のリムの溶接部が割れています。
細い線ほどにしか見えない溶接の割れですが、力がかかるとその割れがタイヤとチューブを突き刺しパンクさせているみたい。
買ったばかりのタイヤと、新品のチューブがボツです。

リムもタイヤも、大きいサイクルショップかネット販売でしか手に入らない。
ということは、旅行中の修理は無理です。
取り敢えず、最後の新品のチューブに取替え。
裂けたタイヤはそのままにして応急処置です。
リムの溶接部に、切ったチューブを挟んで、割れたリムがタイヤに当たらないようにしました。

でも、裂けたタイヤからチューブが出てきます。
出ないように空気圧を下げると、タイヤ圧が少な過ぎて走れない。
路面が悪い道や段差のある所は押して歩き、路面の良い道は少し自転車に乗りました。
距離は進まず、時間ばかりが経過していきます。

そんなこんなで、3km先のホームセンター(ナフコ 時津店)に到着。
到着寸前に自転車に乗ったのが悪かったのですが、店に到着寸前でまたパンクしてしまいました。
もう、補修用のチューブはありません。

残念ながら、ナフコ 時津店では、ロードレーサー用のチューブもタイヤもリムも置いていません。
「どうするか?」
JRが通っていれば、輪行して伊万里を目指すのも可能。
でも、時津には鉄道が通っていない。

悩みましたが、結論は、乗っていた自転車をここで廃車にし新しい自転車を買うこと。
幸い、ナフコで廃車の処理をしてくれるとのこと。
思い入れのある自転車ですが、乗り始めてから8年が経ってガタも来ている。
もともと長男は、町乗り用の自転車が必要だった。
ということでの泣く泣くの結論です。

これが買った自転車。
7段の変速付きですが、造りは完全にママチャリ。
カゴはありますが、ボトルゲージ用のネジもありません。
お値段21000円。(カード払いで・・・。)
この自転車で、伊万里を目指します。

時刻はお昼の1時前。
今から約70kmを走らねばならず、結構きつい。
お昼ご飯を食べる時間も取れず、ひたすら伊万里を目指しました。

国道206号線を北に進みます。
道はおおむね平坦で、走りやすい。
車も少ないし歩道もあるので、安全に走れます。

大村湾を横に見ながら走ります。
大村湾は、とっても穏やかな海で綺麗です。
本来ならば、最高のサイクリングのはず。
でも、残念ながらボクの心に余裕が無い。
3連続のパンクを経験しているだけに、
「またパンクしたら?」という不安感。
サイクルメーターが無くなってしまった。
ナビは取りつかないのでポケットの中。
走行中は、今どこで残り何キロ走ったら良いのかわからない。
休憩ごとにスマホか、ナビで位置と残りの距離を確認しますが・・・。
とっても不安なサイクリングなのです。


大村湾と外海は、この一か所の海峡でつながっています。
その海峡を渡るのが西海橋。
歩道が無い。路肩が狭い。高い。
と3拍子そろった、とっても怖い橋です。

これがその海。さすがに潮の流れが速い。
高い所が大っ嫌いなボクは、手に汗握りながら西海橋を通過します。
高い所が好きな人には、景色が良いので最高の道かと思います。


走り続けて伊万里に着いたのは、薄暗くなりかけの18時30分。
ホテルは、セントラルホテル伊万里(1泊2日朝食付きで5,700円)。
JR伊万里駅のすぐ横にあります。

本日の晩御飯は、ホテルの近くにあるマックスバリューでお買い物。
体は、ヘロヘロ。
やっぱり、ママチャリでの長距離走行は、キツイ。
お腹は、ペコペコ。
リンゴ(98円)と、鶏のから揚げ(221円)、お寿司(753円)を買いました。
(リンゴは、写真を撮る前にあっという間に食べてしまっています。)
お茶が途中で無くなったので、喉もカラカラ。
(ビールは、ロング缶だ!!)

ビールに鶏のから揚げは、相性ピッタリです。
お寿司も美味しい!!
今日は、散々な目に合いました。
体力も、限界です。
でも、その分最高に美味しい夕ご飯でした~!!


2017年5月12日(金曜日)

本日は、朝の9時頃から雨が降りだす予報。
少しでも早くホテルを出発したいので、6時30分から朝食です。


朝食開始は、6時30分なので一番乗りのはずですが、すでに団体客が大勢おられました。
はし~の方の席しか空いていない状態です。

こんな感じで料理をピックアップ。本日も、洋食系にしました。
(単に、パンがおいしそうだったからですが・・・。)
ポテトサラダが美味しい。
ボクは、ポテトサラダが大好きなのです。
しかし、本日は早めにホテルを出たいので、あんまり沢山は食べれませんでした。
残念。


伊万里から北上して、唐津経由で福岡市内を目指します。
距離は、70kmとちょっとです。



ホテルを7時過ぎに出発。
まずは、唐津を目指します。
道は平たんで走りやすい。
雨は、まだ降っていません。
飛ばせるだけ飛ばして、少しでも距離を稼ぎます。

唐津に到着です。
時刻は、9時前。
幸い雨はまだ降っていません。
202号線を福岡方面目指して走ります。

唐津から福岡までの海沿いの道は最高。
きれいな海の近くをサイクリングが楽しめます。
天気が良ければ感激ものなのに~。
残念な天気です。
今にも雨が降りそうです。

福岡市内まで約40kmほどのところで雨が降りだしました。
時刻は9時半。
合羽を着てのサイクリングです。
雨は、結構な本降り。
時々雷もなったりします。
体は、少しずつ濡れてきます。
「怖いよう~。」
「楽しくないよ~。」
「寒いよ~。」
こんなサイクリングが、40km続いたのでした。

福岡市内の長男の家には、お昼の12時半に到着。
長男は、お仕事中なので、ボク一人。
濡れた体で、疲れからウトウトとうたた寝。
「あっ、いかん。風邪をひきそう。」
と、温まるためにお風呂に入ってほっと一息。
幸い、風邪はひかずに済みました。

今日は、後半、厳しいサイクリングでした。
明日は、天気の予報なので、楽しく走れそうです。



2017年5月13日(土曜日)

昨日の雨と、雷の天気から一転、本日は朝から快晴です。
今日は、一日自転車で福岡市内を観光します。

まず向かったんは大濠(おおほり)公園。
長男が住む西新(にしじん)から自転車で10分ほどで到着です。
福岡市街地の近くにあり、大きな池と、その周りを走る外周コースがあります。

それがこれ。一番内側が歩く人コース。真ん中はジョギングコース。
そして一番外側は、自転車コースです。
1周2kmある。
いろんな人が、思い思いのペースで体を動かすことができます。
長男も、よく来るらしい。
夜でも、早朝でも人が絶えないそうです。
トイレも完備。スタバもある。
ベンチも沢山あるので、のんびり池を見ながら休憩できます。
よかとこ、よかとこ。

次に向かったのは福岡ドーム。
大濠公園から海に向かって自転車で20分ほど。
35年前の新入社員の頃、仕事でここを通った時に地元の営業の人が
「ここに、野球場ができるとよ。」
と、教えてもらった場所。
当時は、な~んにもない埋め立て地。
「こんな市内から離れた場所に野球場造ってどうするの?」
と、内心考えておりました。

約20年前に再度仕事で来た時に地元の同僚に、
「福岡タワーに上ったら景色が良く見えるよ。」
と教えられて来ました。
当時、福岡ドーム、ホテル、福岡タワーの他はガラ~ンとした感じ。

今回、このエリアの変貌ぶりにビックリです。
福岡タワーの横は、商業施設。
後ろ側は、マンション群。
他に大きい病院や、大学、博物館と都市が出来上がっているのです。
35年前は、な~んにも無かったのにね。
ビックリです。

そのまま西に3kmほど進むと・・・。
原稿防塁址(げんこう・ぼうるい・あと)に到着です。
1276年に、元寇に備えて博多湾沿い約20kmの防塁を築いたのです。
それが、今も残っています。
でもここ姪浜地区の元寇防塁址は、土塁の跡?
小高い山があるだけで、ただ草地の公園って感じ。
残念。

さらに2~3km西に走ると・・・。
小戸地区の元寇防塁跡に着きます。
「そうそう。ボクが来たかった場所はここやんか。」
思い起こせば、35年前にここへ来ています。
当時は、砂浜から30cm程の高さの石の壁が出て入るだけでした。
こんな風に柵に囲まれていませんでした。
石の上に立って、
「こんな壁、一跨(ひとまた)ぎでっせ。」
と、思っておりましたが・・・。

下に、埋まっていたんですね。
これなら、馬が越せないので効果抜群!!
説明文によると、この防塁のおかげでだいぶん元寇を食い止めることができたそうです。


お昼ご飯は、街の中心天神まで走って・・・。
博多に来たからにゃ、当然、博多ラーメン。
とんこつスープに、細麺の博多ラーメンは、だ~いすき。
でも、人気店は軒並み行列ができています。
お店の前も狭くて自転車を置けそうにありません。

で、見つけたのがここ。
天神にある、うどん和助。
人の出入りも多そうだし、何より自転車が置けます。
NHKの「ブラタモリ」でタモリが、「うどんは博多が一番。」とよく言います。
「そう?そんなに言うなら?」
と、博多うどんを食べてみます。

注文したのは、ごぼう・うどん。お値段600円。
ごぼうの天ぷらは、「別皿」、「うどんに乗せる」どちらでも選べます。
ごぼうは、薄く切って別々に揚げているので、一つ一つバラバラになります。
かき揚げのようにまとめて揚げているわけではありません。
ボクは、ごぼうは、どちらかというと嫌い。
でも、このごぼうの天ぷらは、めちゃくちゃ美味しい!!
単品で食べてもサクサクで美味しい。
けれども、うどんに入れて汁で柔らかくしても、とっても美味しい。

うどんの麺は、コシがあってメチャクチャ美味しい。
アップで撮ってみました。
ツヤツヤで、透明感があるのです。
こういった麺は、讃岐うどんと同じ。
柔らかい、フニャフニャのうどんを予想していただけにビックリです。

出汁も、鰹節から取った本格出汁。
優しい味で、全部飲みました。
いや~。博多ラーメンも良いですが、今度からは、うどんも外せません。


夕ご飯は、長男と一緒に居酒屋の「博多ほたる 西新店」へ。
長男の家の近くなのです。

付きだしは、冷風茶碗蒸し。上にカニとイクラが乗っています。
なにこれ?というくらい美味しい。
付きだしにこの料理。
このお店期待できます。

お刺身の盛り合わせ。
マグロは、本マグロ。
小鉢は、タタキになっています。
「刺身醤油か、酢醤油の好みで食べてください。」
とのこと。
店員さんが、とっても愛想良くて料理を一つ一つ説明してくれます。

本マグロの藁焼き。
藁で焼いた本マグロです。
上の赤い点々は、ゼリー状の醤油。
手前の粉は、塩コショウです。
「これも、好みで。」とのこと。
どちらも試しましたが、めちゃ~くちゃ、美味しい!!

本マグロの南蛮。
揚げた本マグロです。美味しい!!ビールのアテに最高です。

生ビールの次は福岡の特別純米酒「田中六五」
かわいいお姉さんが、洋風のグラスに注いでくれます。
口当たりさわやか。少し甘口。
長男によると、手に入りにくお酒とのこと。
そう聞けば余計に、お酒が美味しく感じます。


エンドウ豆コロッケ。締めのつもりで頼んだコロッケ。

中はこんな感じ。
コロッケといえば、柔らかいイメージですが、少し固めでホクホクしながら食べました。
美味しかったです。


店を出る際、店員さんが外までお見送りをしてくれました。
とってもかわいくて、愛想の良い女の子です。
ごちそうさま。また来ます。

いや~、福岡(博多)は魅力いっぱい。
長男がいてる限り宿代はだだ。
また来にゃなりますまい。

自転車も、ありますし・・・。