2015年4月4日土曜日

鳴門と徳島 ぷらり。

2015年3月20日(金曜日)

家内が以前から「大塚国際美術館に、連れてけ~。」
と、うるさい。
ボンカレーや、ポカリスエットの大塚グループが建てた美術館。
以前、家内の友人が行って感動したとか。

プレッシャーに耐えかねて、徳島へ向かうことに・・・。
徳島から、家内の実家のある岡山へ行く予定。
明日はお彼岸。お墓参りなのです。


奈良県から徳島に行くためには、淡路島経由で行きます。
本州から、明石海峡大橋を渡って淡路島へ。
とっても綺麗な橋です。
初めて渡った家内は感激しきりでした。

奈良の自宅を出て約3時間。大塚国際美術館の駐車場に到着です。
家内は、ここからシャトルバスに乗って美術館に行きます。
美術に全く興味のないボクは、ここから自転車で徳島市内を目指します。

途中、大塚国際美術館の前を通るので、パチリ。
威厳に満ちたこのつくり。
山の上に見える建物が、1階と2階部分。
従いまして、入り口は地下5階になるそうです。
展示物は、タイルに絵を印刷したもの。
「な~んや、偽物か?」
と言うなかれ。
そりゃ~、そりゃ~。立派な絵(タイル画)だそうよ。
でも、ボクは見ていないのでよく分かりません。

徳島市内までは、約22km。
ボクの足で、1時間半くらいの距離です。

少し走れば、海沿いにでます。
トンビが2羽、休憩中。
近づいても逃げない。鳥類の頂点に立つ猛禽類の器のデカいところです。

振り返ってみると、ほ~ら。
鳴門大橋がよく見えます。
ナイス・ビュー。

徳島方面を目指します。海沿いの素晴らしい道です。

一番ビビったこの橋。
鳴門大橋を渡ればそこは四国本島。
というのは、間違いで鳴門大橋がつながっているのは、淡路島と大毛島。
大毛島から、四国本島に行くにはこの小鳴門橋を渡らなければなりません。 (大塚国際美術館があるのは、大毛島)
この橋には歩道が無い。
しかも、交通量はとっても多い。
ビビります。
(帰り道の方が、橋が上り坂になっている分もっと怖いのですが・・・)

橋を渡ればそこは、鳴門市の中心地。
なんでも、ここは日本で初めてベートーベンの第9を演奏した街だそうよ。
文化的な街なのです。

ここから徳島までの道は、昨年末に走っているので、知った道。
(四国一周の最終日の走行でした。)
従って、写真も撮っておりません。あしからず。


約1時間半自転車を漕ぎ続けて、徳島市街地の入り口、吉野川に到着。
本日は、とっても天気が良い。
途中、休憩時には日影が恋しくなるくらい。
日焼け止めクリームを塗って走っています。
60歳手前のボクは、日焼けするとシミができてしまう。
「日焼けが格好いい。」のは、若いころだけ。
今じゃ、日焼けが怖くてね。
これ以上のシミはもうイヤ。

橋の途中で、海側の河口をパチリ。
いやいや、広い河口です。


徳島城跡に到着です。
結構、しぶ~い石垣。良いじゃないの?
城内に入れますが、公園になっていて・・・。
市民の憩いの場になっています。

時刻は、12時前。ちょうど昼ご飯に良い時間。
お昼ご飯は、中華そば いのたに。
昨年末の徳島自転車旅行の際には、夕方到着の為閉店していて食べていません。
でも、今日は食うぞ~!!

注文したのは、肉中盛り600円、ライス150円、玉子50円の計800円。
本日で、ここで食べるのは3回目。
1回目は約9年前。
生卵を入れずに食べたので・・。
「な~んか、すき焼き風のダシが濃すぎません?」
という印象。
2回目は約8年前。友達と3人で高知城へ旅行の途中。
ラーメンを注文して待っていると、安倍晋三首相が大勢のSPと、テレビカメラ、後援会の人を連れて店に入って来てラーメンをご注文。
(参議院選挙の応援に徳島に来ていたのです。)
「え~!!」って感じ。
眼つきの鋭いSPがボクの席の後ろに立ったまま、ラーメンをすする羽目に。
ラーメンが、ノドを通りません。
友達は、「安倍首相に握手してもらった!!」と喜んでおりましたが、 3人とも、ラーメンの味は全く記憶に残らずじまい。
だから、今回3回目にして初めて、ゆっくりと本格徳島ラーメンをいただくわけです。
「美味しい!!」生卵を入れてちょうど良い味の濃さ。
お肉は、チャーシューでなくすき焼き風牛肉。
これを、ご飯の上に乗せて食べると、ご飯が進みます。

食後、阿波踊り会館に立ち寄りました。
「阿波踊りの実演は、2時からの予定です。」
と教えてくれました。
「2時か~。ちょっと遅すぎるな~。」
家内との待ち合わせ時間は3時半。
あまりゆっくり、徳島に滞在できないのです。
「や~んぴ。」と、阿波踊り会館に入るのはギブアップして、鳴門に戻ることにしました。

途中、徳島大学前でパチリ。
ボクの務める大阪の中小企業では、徳島大学出身者が数名。
そのいずれもが、幹部になられています。
そう、優秀な人が多いのです。

鳴門に向かう途中で見つけて、移動式の橋。
大型船が、川上に進もうとする際に、中央部の橋がグググッと上に上がる仕組み。
すげっ!!
上がるところを見たいけれども、見渡す限り大型船の姿は無し。
待ってても仕方がないので、先に進みます。

徳島から、自転車を漕ぐこと1時間半で再度、鳴門大橋に到着です。
家内との待ち合わせ時間にまだ1時間あるので、渦の道を散策します。
鳴門大橋の下を歩いて、渦が真下に見える仕組みです。

渦の道の入り口に到着。
自転車は、この付近の邪魔にならないところに駐輪させてもらいます。
ここに来るまで、結構な坂道。
当然、押して歩きました。

渦の道の建物入り口。
この上は高速道路。
ここから先、鳴門大橋の、道路の下なのです。
入場料、大人一人510円です。

中は廊下になっています。
風は、ツウツウです。寒い!!
ウインドブレーカーを引っ張り出して、着ることに・・。
廊下の途中に、いきなりこんな落とし穴が・・・。
そりゃ、ガラスはありますが・・。
ぼ~っと歩いていきなり、こんな穴が開いていると結構怖い。

横を見ると、こんな感じ。
「海は、広いな大きいな~。」です。

入り口から歩くこと450m。ここが、渦の道の最終地点の展望室。

展望室の先は、こんな感じ。
ここを歩けと言われれば・・・。
こわ~!!
この橋の工事にかかわった人の勇気に感動です。
高い所の苦手なボクには絶対に無理。
ここから、下を覗いただけでも、ひざがカクカクしますもの。


廊下ののぞき窓から下を覗くと、こんな感じ。
渦があるような?ないような?
でも、白波が立ってますので急流には間違いなし。
十分、満足です。


横を、見るとこんな感じ。

瀬戸内海側がこんな感じ。

この日の、大渦ができる時間は12時10分。
(日によって大渦の時間が変わります。)
で、今、3時なので。渦がほとんど無い状態。
で、展示されていた写真をパチリ。
こんな、渦ができるらしいですよ~。

家内と無事3時半に合流。
ボクとしては、ここから地道をゆっくり高松まで走り、うどんを食べて岡山まで行きたい。
しか~し、家内は実家に夜の7時に着くと約束しちゃってた。
そのために、うどんを諦めて高松自動車道、瀬戸大橋で岡山を目指します。


高松自動車道のパーキングエリア 津田の松原。
そこに、本格的なうどん屋さんがあったので、いっただきま~す。
セルフ式で、自分で麺をざるに入れて温めて、最後にお汁を好きなだけいれます。
これぞ、讃岐うどん方式。

コシがあって、美味しいうどん。かけうどんで250円。
ボクはこれで十分満足。
讃岐うどん、最高!!
お汁の好きな家内にお汁を飲まれたので、お汁の継ぎ足しをしちゃいました。


徳島ラーメンは食べたし、讃岐うどんも食べた。
鳴門の綺麗な海にも感動。
満足の徳島旅行でした~。


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