2016年4月2日土曜日

再度 和歌山桃山町の桃源郷。

2016年4月2日(土曜日)

昨年、ネットで開花状況を信じて出かけたのが4月9日。
が、既に見ごろが過ぎ、摘果(不要な花を摘み取ること)が終わり寂しい状態になっとりました。

今年は、ネットなんて信用しない。頼りになるのは自分の「感」。
まっ、仮に、
(1)まだ桃の花がつぼみだったら、近くの桜の花を見て満足する。
(2)既に桃の花が散っていたら、近くの桜の花を見て満足する。
と、「ダメなら桜」を合言葉に、本日出発です。
今年は、「ピンポーン」。桃源郷は、桃の花満開です。



朝8時に奈良県にある自宅を出発。
まずは、五条市を目指します。
五条市に行くには、国道24号線で行きますが、裏道大好きのボクは県道120号線を走ります。
左の線路は近鉄吉野線。はるか右の方には、JR和歌山線が走ります。
すんごい田舎道で、こういう道を自転車で走るのだ~い好き。
五条市には約1時間30分で到着。右手の坂道を上がるとJR五条駅。
五条駅は段差の上にあるのです。この段差は明らかに河岸段丘。
吉野川(和歌山では紀ノ川)で削られてできた段差。
NHKのブラタモリのファンのボクは、タモリの影響で段差に敏感になっとります。

五条でお気に入りの新町通り。町屋が続く感じの良い道です。

そこにあるのが、
昨年に続いて、餅商一ツ橋でお餅を買います。

左から、揚げ餅、焼き餅、きな粉餅で、中にこしあんが入っています。
ひとつづつ買いました。一つ百円です。
くどくない甘さで美味しい。サイクリング中のおやつにちょうど良いのです。
一番右は白餅で、お雑煮に入れる普通のお餅。(買っていません。)

吉野川を渡って、裏道の県道55号線(橋本市からは国道370号線)を走ります。
国道24号線に比べて車が少なくて、自転車は安全に走れるのです。


橋本市に入って、国道370号線になると、紀ノ川サイクリングロードの青色のマークが出てきます。
和歌山県は、サイクリストを呼び込もうと、自転車道の整備に力を入れています。
自転車はこのマークを目印に走れば、紀ノ川の河口まで走ることができるそうよ。


橋本を過ぎると九度山町。ここには真田庵があります。
昨年も行きましたが、変化を見にちょっくら、寄ってみることにしました。
去年は、ガ~ラガラやったのに・・・。
やっぱり、NHKの大河の影響は大きいのです。中はえらい人で賑わっております。

こちらは、道の駅 くどやま。
大勢のサイクリストが休憩中です。(自転車置き場が満席状態です)
ここから先、和歌山方面にかけて、大勢のサイクリストと出会いました。


道の駅くどやまを出た道が、桜が満開で綺麗なこと。
桃の花はままだ見ていませんが、桜の花がこの状態なので、満足です。



が、しかし、九度山町から自転車で30分も走ると、桃畑が増えてきます。
そのどれもが桃の花満開!! 綺麗!!

アップで一枚。ん~、綺麗!!
道のすぐ横に、こ~んな綺麗な花いっぱい咲いていますからね。 サイクリング最高です。

紀ノ川の土手道を走ります。
右側が河川敷に植えられた桜の花。左側が桃の花です。
両手に花状態で走ります。
左の桃畑にご注目。


アップで撮るとこんな感じ。摘果作業の最中です。
手前の桃は撤下作業済み。奥の桃畑まだ。作業が終わると花が寂しい状態になっちゃいます。
でも、みなさん花を見る為に桃を植えているわけではありません。
美味しくて、大きい桃を作るために植えているのです。
「お仕事、ご苦労さまです。」

桃源郷に近づくにつれ桃畑の数が増えてきます。
すんごく綺麗です。
桃源郷はもうすぐ。
自転車を漕ぐ足に力が入ります。



自宅から約4時間かけて桃源郷に到着です。(距離は約60km。)
いや~。花満開です。よかった。よかった。
ずっ~と向こうまで、桃の花が続いています。
これぞ正に、「桃源郷」。ちょっと他では見ることができません。


紀ノ川の土手から一面に桃の木が広がります。
この土手道は、紀ノ川自転車道。
車も走ることができますが、一方通行になっています。(狭いっすからね。)
出口のところには、車が進入しないように、ガードマンさんが立っていました。

いや~。綺麗です。
多くの人が見に来ています。

これも綺麗。
 
 
ここも綺麗です。

 
 五条市で買ったお餅を食べながら、ゆっくりと、お花見です。
は~疲れた。
でも、自転車の悲しさ。
あまりゆっくりしすぎて、体のエンジンが停止すると帰りがしんどくなる。
ゆっくりできるのは30分がめやす。
「さ~て、帰るかな。」
と、御名残り惜しゅうございますが、帰宅です。また、60kmの道を漕がなければなりません。
帰りは、紀ノ川を挟んで反対側の道、国道24号線を走ります。
理由は、お昼ごはん。
和歌山ラーメンのお店、大福軒でいただきます。
国道24号線沿いで、粉河の中心地より手前400m程にあります。
お店は、おっそろしく無口で無愛想なおじさん一人で賄っています。
ボクが入った時も、まだ料理が来てないお客さんがいましたので、
「こりゃ~、時間がかかるぞ。」と思いました。
食べログでは、「チャーハンが美味しい。」と書かれていましたが、そんなの頼んだらいつ料理ができるかわかりません。
で、頼んだのが、ラーメンライスセット玉子付680円。
でも、案外おじさんは手早く、思ったより早くできました。(10分くらい)
ラーメンには、始めっからコショウがたっぷりとかかった状態で出てきます。
「コショウは、人の好みやろ・・・。」と思って食べてみると、美味しい。
コショウの量は、「ちょうど良い。」って感じです。
チャーシューがとろけるように柔らかくて美味しい。
美味しいラーメンでした。


紀ノ川の奈良に向かって左側にも、サイクリングロードがあります。
来るときに走った自転車道の一部区間を、橋を渡って川の反対側を走るようになっているのですが、ボクはそんな遠回りはしたくなかったので、そのまま桃源郷を目指して走っていたのです。


走りやすくて、感じのいい土手道が続きます。
なかなか良い感じ。
ですが・・・。
困ったのは、これ。
紀ノ川に流れこむ支流があるごとに、支流をさかのぼり橋を渡って、再度また紀ノ川の土手道に戻らねばなりません。
写真は、右の道が来た道、それから橋を渡り左の道を走って、土手道に戻るのです。
3ヶ所我慢して走りましたが、「もう無理。」
と、自転車道を諦めて、国道24号線で帰ることにしました。
国道24号線なんて、車が多いし風景も綺麗ではない。
でも、しゃ~ない。帰ることに徹して、最短距離をサイクリングです。




せっかくの、桜満開時期。

自転車の走行距離は、120kmを超えています。
体は、ヘロヘロですが明日は雨の天気予報。
「今日、見にいっとこ。」と、家に帰らずそのまま近くの桜見物に出かけました。


道の両脇が桜で、「桜のトンネル」です。



以前は地元の人限定の隠れスポットでしたが、最近人が増えちゃった。
でも、都会に比べると全然少ないんですけれどね。
桜の花に圧倒されます。

 ここがボクの一番の桜見ポイント。
川面に桜が映えダブルで桜が楽しめます。
花びらが散り始めると川面が花びらで埋まります。
ええでしょう?
 

春ですな~。
日本の春は、やっぱ、さ・く・ら。 かな?


 
 
 

 

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